K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『エズラ・ブルックス』最も優れた「小さな」蒸留所。

昨夜は12月2週目の金曜日。

飲み屋にしてみれば、一年のうちでも1,2を争うくらい売れる日だ。

が現在はコロナ第3波の真っただ中。

見事なまでにスッカスカな一日に。

さすがに穏やかでないが、いまさらジタバタしてもしょうがない。

そんな中でも来てくれる常連さんを大切にやっていこう。

 

さて、今回はこちらのバーボンを。 

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19世紀の初頭に創業したメドレー社が、1950年代には商品化していたバーボン。

その後、デイビッド・シャーマン社(現LUXCO社)がブランドを取得。

伝統の味わいを受け継いでいる。

 

1966年には米政府から

ケンタッキー州で最も優れた小さな蒸留所」というお墨付きを貰ったらしい。

なんか微妙な気もするが…。

 

今回の1本は定番ブラック・ラベル。

4年以上の熟成。

アルコール度数45%。

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どこか懐かしさを感じる素朴な味。

適度な穀類の香ばしさと控えめな甘み。

ボディはミディアムでバランスがいい。

粗さは残るが、このクラスのバーボンとしては十分ウマい。

 

確かにもっと質のよいバーボンは多数ある(もちろんその分高価だ)。

雑味が無くより滑らかだが、これくらいの方がバーボンらしい。

個人的にはけっこう好きなタイプだ。

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・・・・・

昨夜、バーボン党のTY氏が来た。

彼は飯ものを食べてから酒を飲む。

TY氏  「今日は何ができますか?」

私  「タコライスに焼肉丼、あとマーボー丼かな」

TY氏  「バーボン丼??」

私  「言ってねぇし。何?バーボン丼って??」

TY氏  「・・・・・」