春分の日を過ぎた。
桜が咲き始め、いよいよ春も本番。
今回はそんな季節にピッタリのカクテルを紹介する。
使うお酒はこちら。
【スタンダードな処方】
シェークしてカクテルグラスに注ぐ。
「桜の花」をイメージして作られた、日本生まれの一杯。
考案したのは、横浜の名門Bar「パリ」の田尾多三郎氏。
大正時代に作られた古いカクテル。
著名な「サヴォイ・カクテルブック」に掲載され、一躍有名になった。
「桜の花」をイメージしたと言うが…
この配合だと淡い桃色にはならない。
どちらかと言えばAmerican Cherry?
シェークにより表面に泡と細氷が浮く。
イメージ的にイマイチだ。
クリアに仕上げるにはステアか。
味はどうだろう?
アルコール感が強い。
甘くてヘビー級。
ずっしりハードなカクテル。
果実の酸味もあるが、かなり甘い。
せめてロックにしないと、相当に飲みづらい。
炭酸で割ってみたが、これも微妙。
ヒーリングチェリーの一種独特の薬っぽいクセが気になる。
・・・・・
普段、散歩していて思うのだが…
残念なことに私は「花」を知らない。
梅と桜の区別もつかない。
(さすがにソメイヨシノは分かるが…)
まぁ、男子なんてそんなもんだろう。
「花より男子」って言うしね。
??
|