昨日は「母の日」だった。
私には齢80になる母がいる。
車で1時間足らずの所に住んでいるが、コロナのせいでもう1年以上会えていない。
今年の夏頃には会えるかな?と期待していたが、今の状況では微妙だ。
せめてワクチン接種がスムーズに進むことを願う。
その母の生誕の地が長野県の大町という所。
今回はそのほど近く、松本で造られるお酒を紹介する。
造るのは大信州酒造。
今回の1本は…
契約栽培の「金紋錦」を55%まで精白。
無濾過原酒のまま「生詰」した純米吟醸酒。
甘くフルーティな香り。
味わいも同様。
微かな酸味もあって果実感たっぷり。
それでいてフワッと軽く、キレも良い。
極細かい発泡がやさしく包む。
ラベルも見ながら飲んでいたら…
不思議と「りんご」の味がしてきた。
信州だけに!?
気のせいだろうか。
ぬる燗でジューシーさが増す。
酸が立って、ますますりんごのよう。
熱燗で米香が立つ。
酸も立って、旨みしっかり。
キレも良し。
全体に芯がしっかりしていて安定感がある。
・・・・・
コロナが始まって1年以上経ったが、残念ながら状況は悪くなるばかりだ。
いつになったら安心して会えることやら。
これでホントにオリンピックやるんかね?
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