FXトレーダーのM氏。
為替チャートを見ながらつぶやく。
「行ったり来たり、すれ違いだなぁ。」
この言葉を私は聞き逃さない。
さて、今回はこちらのお酒。
創業は1781年。高知県では最古の蔵だ。
今回は辛口の純米酒。
酸が香る。
フルーティな香りも。
辛口だが米の旨みも適度に感じる。
同時にちょっとした「苦み」があって、それが全体を締めスッキリさせる。
後口はきれいに消えていく。
軽く温めると酸が立ってよりスッキリ。
米のテイストも広がる。
辛さも増す印象。
苦みの効果か?
スッキリの中に、やや尖った印象が残る。
それがこの酒の個性だろう。
言ってみれば「土佐の男酒」だ。
ぜひ食中酒として楽しみたい。
・・・・・
M氏のつぶやきから私はこんな歌を思いついた。
♬
行ったり来たりすれ違い
私の利益と損
いつかどこかで利確※1するって
ことは永遠の夢
青く長い陰線※2
誰のせいでもないわ
売りにひとひらの買い
下がって下げられて
私待つわ いつまでも待〜つ〜わ
たとえ明日の含み損が膨らんでも
待つわ〜(待つわ〜)いつまでも待〜つ〜わ
他の誰かがロスカットくらう日まで
M氏に捧ぐ。
※1 利益確定。
※2 値下がりを示すケイ線。
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