自然は日々刻々と変化する。
それを見るのが散歩の楽しみ。
対して人工物はおいそれとは変化しない。
当たり前のことだ。
さて、今回はこちらのお酒。
ブレンデッドスコッチとしてトップシェアを誇るブランド。
ラベルの雷鳥(ライチョウ=Grouse)はスコットランドの国鳥。
発売当初は「グラウス」と呼ばれていたが
その人気から「ザ・フェイマス(かの有名な)グラウス」へと改名。
1984年にはロイヤル・ワラント(英国王室御用達)を授かっている。
過去のフェイマス。
今回の一本は…
ブランドの中で最もスタンダードなボトル。
アルコール度数40%。
フワッと香る穀物。
その後ろから甘いモルト香。
複雑な香りが期待を膨らませる。
ボディは軽く、甘さは控えめ。
バランスが良く、このクラスのブレンデッドとしてはかなり秀逸。
加水するとなめらかに味が伸びる。
やわらかい口当たりが心地よい。
コスパ的にはブレンデッドNo.1かも知れない。
・・・・・
自然と同様に人間も変化する。
人間だもの、当然のこと。
ゆえに変化を恐れてはいけない。
むしろ変化を尊ぶべきである。
それが生きている証なのだから…。
大丈夫かっ!?
|