緊急事態宣言が解除されて2週間。
店の営業は通常に戻ったが、客足の戻りは鈍い。
まだまだ警戒が解けないのか?
それとも宅飲みで満足なのか?
いずれにせよ、もう少し時間がかかりそうだ。
特徴はポットスティルの形状にある。
創設者のジョン・スミスが採用した、上部が平らなスティル。
これにより「リフラックス」が可能に。
(蒸気中の不純物がローワインに戻され再凝縮すること)
繊細で香り豊かなMaltが生まれることになる。
この比率だとモルトの味わいも十分感じる。
フルーティで爽やかだが…
どこか落ち着いたしっかりした印象も。
デリケートで繊細なCRAGGANMORE。
ハイボールでも十分おいしいのだが…
その本質に迫るにはやや力不足感が否めない。
好みだがこういったタイプのウイスキーはストレートが王道だろう。
・・・・・
店の常連TR氏。
コロナ以前は、飲みに来れば2~3軒のハシゴは当たり前。
平日だろうが午前様などへの河童。
そんな豪傑だが最近は…
「もう飲めないわ~。9時で帰る。」
とか
「10時にはふとんに入りたい。」
などとのたまっている。
TR氏をもってしてもこの有り様。
コロナ禍、恐るべし。
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