円安が止まらない。
日米の金利差を背景に、1ドル130円に迫る勢いだ。
これで益々国内の物価高に拍車がかかる。
困ったものだ。
さて、今回はシングルモルト。
蒸留所の名前はトバモリーで、マル島唯一の蒸留所だ。
設立は1795年。
その後、断続的な操業を繰り返す。
1993年、バーンズ・スチュワートが蒸留所を購入。
現在は「トバモリー」「レダイグ」の2種類のモルトを製造している。
トバモリー蒸留所で年間で6ヶ月間製造される、ピートタイプのモルト。
箱にはマル島の荒々しい様子が描かれている。
強いピート香。
スモーキーで潮の風味が広がる。
香りは強烈だが口当たりはまろやか。
しっとり染み入るモルトの味わい。
香りの後ろに見え隠れするリッチな甘みに魅了される。
個人的にはかなり好みのタイプ。
島モノは自分に合うのだろう。
・・・・・
ウイスキーは昨今、価格の高騰が続いている。
新興国による需要増、投機的な買い占め…。
さらにここへ来ての、この円安。
これから一段と買いづらくなりそうだ。
どうしたものかねぇ。
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