2022年が終わる。
戦争、円安、物価高が影を落とした1年だった。
2023年も当面はこの傾向が続くのだろう。
withコロナは定着しつつあるが、なかなか先行きが見通せない昨今である。
さて、毎年最後の記事はシングルモルトで。
1892年(グレンフィディック蒸留所創業の5年後)に創設。
バルヴェニーの名前は近所の城からとったもの。
フロアモルティングなど伝統的な職人技で風味豊かなモルトを造り続けている。
過去のバルヴェニーは…
今回の一本は…
- ファーストフィルバーボン
- リフィルバーボン
- シェリー
これら伝統的な3つの樽で熟成した原酒をヴァッティング。
流通としては免税店向けに造られたもの。
穏やかなモルト香。
熟した果実、レーズンなどのドライフルーツのニュアンス。
角がなく滑らかで軽い口当たり。
落ち着いてしっとりした濃厚なバターのような甘み。
その奥に微かな潮っぽさ。
繊細でデリケート、複雑なテイスト。
加水してみる。
フルーティな果実香が広がる。
強すぎずしとやかな香り。
オイリーでバターのような風味。
ブラウンシュガーのようなコク。
ただ繊細なので加水しすぎるとぼやける。
ストレートか数滴の加水で味わうのが良いだろう。
・・・・・
今年を振り返ると一番の思い出は「オリックス日本一」
胸が熱くなる素晴らしいシーズンだった。
ちょっと前までは自虐ネタにしかならなかったのにね(苦笑)
来年も大いに期待してまっせ!
そして皆さま、よいお年を。
来年もどうぞよろしく。