常連W氏の上司はワカサギ釣りが趣味だ。
部下を10数人連れて大会を開くこともあるらしい。
釣った数を競って景品を出すのだが…。
さて、今回はこちらの日本酒。
造るのは栃木県大田原市の菊の里酒造。
創業は1866年。
過去の大那は…
今回の一本は…
2016年にANAの国際線機内酒に採用されたらしい。
立ち香はほとんど感じない。
滑らかでクリアな口当たり。
生酛らしい爽やかな酸味。
柔らかい酒質で、するっと流れるように消えていく。
とても爽快な印象のお酒。
軽く温める。
米の香りが穏やかに広がる。
軽やかで爽やかな酸が印象的。
温めても本質的には変わらない。
季節や料理に合わせて楽しみたい。
・・・・・
数年前のワカサギ釣り大会。
なぜかその日に限って誰も釣れない。
まさかの全員ボウズ。
焦った上司。
「W君、すまないがどこかでビンゴ買ってきてくれ」
…。
あろうことか、氷上でビンゴ大会が開催されたのだった。
嗚呼、哀愁のワカサギ釣り…。
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