K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『キルシュ・カシス』仏でポピュラーなカクテル。

ちょっとオシャレなことを「こじゃれてる」って言う。

漢字で書くと「小洒落る」か。

しかし本来的には誤りらしい。

 

さて、今回はこちらのちょっと小洒落た(?)カクテル。

【スタンダードな処方】

  • Kirsch     30ml
  • Cassis     30ml

氷を入れたグラスに注ぎステア。

ソーダで満たし軽くステア。

(カットレモンを入れる処方もあり)

フランスでポピュラーなカクテル。

「キルシュ」はサクランボのリキュール。

ちなみに「キルシュヴァッサー」はサクランボのブランデー。

この辺りはかなり紛らわしい。

果実の旨みと深いコク。

甘めだがソーダが効いて案外すっきり飲める。

スパークリングワインのように食前、食中に楽しむと良いだろう。

アルコール度数も低いのでランチドリンクでも行けそう。

・・・・・

「こじゃれる」は「小戯れる(こざれる)」から来ている。

「ふざけた」「くだらない」といった意味。

「小洒落る」は「洒落た」に「ちょっと」の意味の接頭語「小」を付けた造語。

昭和の末期から平成初頭に誕生した新語らしい。

なので「こじゃれた人」と言うと本来「ふざけた人、くだらない人」の意味になる。

ま、厳密に言えばだけどね。