固有名詞の読み方は難しい。
人名とか地名とか、知らないと読めないものも多くある。
さて、今回はこちらの日本酒。

創業は1861年。
北上川の河口の町で、地元の蔵人たちが魚に合う酒を醸している。
過去の日高見は…
「日高見」の名は「北上川」の旧名「ひたかみがわ」から来ている。
なので「ひだかみ」ではなく「ひたかみ」である。

今回の一本は…
ひとめぼれを60%まで精白した純米酒。
日本酒度+11の超辛口。
さて、その味わいは?

立ち香はほとんどない。
ややふくらみも感じるが、基本スッキリして軽快な酒。
酸味もあってキレも良し。
料理と合わせてこその酒、という印象。
軽く温める。
微かに米香が立つ。
米のテイストが少し広がるが、酸が立ってスッキリした飲み口は変わらない。
温でもやはり食と合わせたい。
魚介がベストかと思うが、案外何の料理でも合いそうな気がする。

・・・・・
K姉「ひだかみ、下さい」
私「ひだかみじゃなくて、ひたかみですよ」
K姉「えっ、そうなの?」
私「北上川の旧名『ひたかみがわ』から来てるんです」
K姉「そうなんだ。なんか舌噛みそうだね」
私「『ひたかみ』だけに『舌嚙み』そうってか!?」
K姉「・・・・・」
地名は難しいね。
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