常連K姉は若い頃、酒で色々とやらかしてるらしい。
ある時は泥酔して道端で寝込んでしまい…。
さて、今回はこちらのウイスキー。

「静寂の峡谷」を意味する「グレンモーレンジ(ィ)」
1843年の創業で、ビール工場を改造して造られた。
特徴はスコットランドで最も背の高いポットスチル。
果実味あふれる香りのモルトを多く造っている。
過去のクレンモーレンジは…
今回の一本は…
バーボン樽で熟成後、ルビーポートワイン樽で追加熟成させたもの。
ヴィンテージは14年で、キンタ(Quinta)は「ぶどう園」、ルバン(Ruban)は「ルビー」を表している。

しっとりと深いモルトの香りと果実系のフレーバー。
なめらかで丸みを帯びた口当たり。
優しい甘みを感じるが、どこかドライなニュアンスも。
アフターには穀物と熟した果実の余韻。
ボディはミディアム。
ハイランドの素朴さよりはスぺイサイドの優美さに近い印象。
加水してみる。
口当たりは極めてなめらか。
しっとりと柔らかくスムーズな飲み口。
果実の香りも立って、少量の加水はこのボトルのポテンシャルを引き出すようだ。
力強さもあるので水割りも良さそう。

・・・・・
道端で寝込んでしまったK姉。
ふと気付くと見知らぬおじさんに声を掛けられていた。
K姉「知らないおじさんが1万円出して『これでタクシーで帰りな』って言うの」
私「えぇっ!?そんな事ある??」
M氏「それ、きっと、知らない間にどっか触られて、その代償の1万円だよ」
K姉「うそー!」
M氏「どさくさに紛れてキスとかされてたかもよ」
S妹「その1万円、自分の財布から抜かれたお金だったりして」
K姉「・・・・・」
せっかくの美談を皆にボコボコにされるK姉。
その武勇伝はまだまだ続く(かも知れない)
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