K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

『ラガヴーリン16年』一度飲んだら…記憶に残る銘酒。アイラが誇る荘厳なる一本。

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『LAGAVULIN 16』

 

昨夜、うちの1号店の店長が飲みに来てくれました。

一緒に来たのは、IT社長っぽいイケメン。

以前、都内でバーテンダーをやっていて、今は郊外で立ち飲み屋の店長をやってるそう。

 

その彼、さすがに元バーテンダーらしく、ウイスキーの造詣が深い。

久し振りにウイスキートークを楽しめました。

 

最後に、自分と、居合わせた常連さんを含めて、アイラモルトで乾杯することに。

さながら「アイラパーティ」の様相を呈してました。

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左から「キルホーマン」「ラフロイグ」「ラガヴーリン」「カリラ」。

それぞれ、好きなアイラモルトを頂きました。

 

この4種類、すべて過去に記事にしていますが…

その中で、今回は「ラガヴーリン16年」について記します。

前回は「ダブルマチュアード」がメインの記事でしたので。

kimama2016.hatenablog.jp

 

どんなお酒か?

蒸留所は1940年代の「密造酒時代」から続く伝統を誇ります。

アイラ島の南方、ラガヴーリン湾の海沿いに建っていて、ゲール語で「水車のある窪地」を意味します。

今回のお酒は、オフィシャルの16年熟成物。

アルコール度数43%。

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テイスティングして見ます。

重厚なモルトの香り。

あわせて果実のようなフルーティーな香りも。

スモーキー香は、イメージほど強くない。

 

凝縮された甘み、熟成された円やかさがあります。

しっとりしているが、重すぎない。

鼻腔に燻香が残るが、こちらも強すぎない。

 

スペイサイドモルトのような優雅さも感じますね。

 

加水により青リンゴ様のフレッシュな香りが現れます。

味わいも一段と円やかになって、アイラモルトであることを一瞬忘れそうです。

 

・・・・・

 

重厚ですが、とてもバランスの良いアイラモルトに感じます。

ラフロイグ」の強烈なヨード感。

「カリラ」の乾いた埃っぽい感じ。

「キルホーマン」はもっと重くて熱い。

それらに比べると突出した個性はなく、どちらかというと、スペイサイドやハイランドの優美なモルトに、アイラの良さを加えたような印象。

 

今回テイスティングして見て、ちょっと印象が変わりました。

いろいろ飲みすぎて、自分の味覚がおかしくなっているのでしょうか?(汗)

他のアイラモルトに比べると「飲みやすい」のでは?

そんな印象も受けた昨夜のアイラパーティー?でした。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。

『ゴッドファーザー』父の日に紹介するにはベタですが…。甘くて強い、ナイトキャップ。

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『God Father』

 

昨日は「父の日」でした。

1日遅れてしまいましたが、カクテルゴッドファーザーを紹介します。

 

ちなみに「母の日」の記事はこちら。

kimama2016.hatenablog.jp

 

どんなお酒か? 

 (レシピはこちら。)

ウイスキー   45ml

アマレット   15ml

氷を入れたロックグラスに注ぎ、ステアする。

 

ビルドという手法で簡単に作れます。

 

・・・・・

 

1972年公開の映画ゴッドファーザーにちなんで作られたカクテル。

映画は「アメリカのイタリア人社会」を描いています。

使うお酒はイタリアのリキュールアマレット

ならばウイスキーアメリカンウイスキー「バーボン」がしっくりくる。

銘柄の選択はいろいろありますが、今回は「メーカーズマーク」で試作。

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kimama2016.hatenablog.jp kimama2016.hatenablog.jp

 

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テイスティングして見ます。

アルコール感が強いですね。

氷の溶け具合にもよりますが、35%くらいはありそうです。

ウイスキー感がグッとくる。

酒質は重たく感じます。 

 

ウイスキーのロックを飲むよりは、甘みがある分飲みやすいのでしょうが…、

お酒に慣れていない方にはおすすめしづらいですね。

また、飲むシチュエーションは限られそうです。

ナイトキャップとして飲むのが一般的でしょうか。

 

ちなみにウイスキーをブランデーに換えると「フレンチコネクション」

フランス原産のブランデーがベースです。

kimama2016.hatenablog.jp

こちらは一段と甘くて、もっと飲みづらい。

それに比べると甘すぎず、ふたつのお酒の良さが出ていると思います。

 

・・・・・

 

時々、このカクテルを無性に飲みたくなる時があります。

店の営業も一段落して、終わりが見えた時。

適度な疲労と安堵感が、このカクテルを誘います。

 

ちょっと甘めで、強めのお酒を、チビチビ飲みたい。

ゴクゴク飲むなら、甘めの日本酒ですが…。(笑)

 

最後の〆作業をしながら、チビチビやる。

適度な甘みとアルコール感が身体に染み入ります。

 

 

…飲みながら仕事をしていいのか??

いや、これは「テイスティング」です(笑)

 

・・・・・

 

父になって20余年…。

今月末には、社会人になった娘が一人暮らしを始めます。

父の日に娘との思い出を振り返りながら…、

ゴッドファーザー」をチビチビやるとしよう。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。 

『土佐しらぎく 斬辛』高知の自然と調和したお酒です。「相棒」ネタも少々。

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高知『土佐しらぎく 特別純米 斬辛』

 

「ポテトサラダ」

時々、おすすめメニューで登場します。

いぶりがっこ」を刻み入れて、食感と風味に変化を付けます。

お客様の評判は良いのですが…。

じゃが芋を茹でて、粗熱を取って、冷やして、…と、

ちょっと面倒なので、滅多に作りません。

 

昨日、久しぶりに作りながら「相棒」の再放送を見ていたら…。

幸子さん(花の里の女将さん)がポテサラを作ってました。

「何という偶然!」と思いながら見ていると、

右京さん

「ポテトサラダは滅多に出ないんですよ。手間がかかりますからねぇ。」

さすが右京さん、わかってらっしゃる。

 

そんな訳で、今回はポテサラに合いそうな日本酒を紹介します。

 

 土佐しらぎく 特別純米 斬辛

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どんなお酒か?

造るのは、高知県安芸郡にある仙頭酒造さん。

蔵のコンセプトは「フレッシュ&ジューシー」。

そして「心地よい飲みやすさの追求」。

「日本酒の魅力を次世代へ伝えて行きたい」との想いで醸しています。

 

スペックは…、

使用米は、広島県産の八反錦。

精米歩合60%。

「斬辛」という名で、とても辛そうですが、日本酒度は+5と、そこそこ。

酸度は1.3です。

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テイスティングして見ます。

柔らかい口当たり。

まろやかな舌ざわりと喉ごし。

ふんわりとした円みを感じる酒質です。

 

「辛い」というよりは「甘くない」という印象。

適度な酸味も感じます。

香りも少ないので、どんな料理とも合いそうです。

 

右京さんが飲むお酒は?

「花の里」ではいつも日本酒の燗を飲んでいますが、その銘柄が気になります。

右京さんのイメージから想像すると…

  • 火入れの純米か純米吟醸
  • 日本酒度は+3~+5の、やや辛口。
  • 淡麗なお酒よりは、味に膨らみのあるお酒。
  • 冬はしっかりとした純米酒を熱めの燗で。
  • 夏はほのかな香りの純米吟醸をぬるめの燗で。

…そんなところでしょうか?

 

銘柄を想像するのは難しいですね。

花の里にそんなレアなお酒が置いてあるとも思えないので、入手しやすいものでしょう。

まぁ、どうでもいいことですが(苦笑)

 

・・・・・

 

昨日の再放送で、

幸子さんが「花の里」に立ち続けることに意味がある。

そんな感じのシーンがありました。

 

自分もこの店に立ち続けることに意味があるのだろうか?

そこまで深く考えることも無いのですが…、

自分がそこに立ち続けることに

きっと意味があるのでしょうし、

お店がそこに存在することにも

何らかの価値がある、

そう信じてやって行こうと思います。

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございます。