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K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。ときどき料理。

オキナワのパワーを下さい。『沖縄シークワーサー・サワー』

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『沖縄シークワーサー・サワー

 最近、一番よく出ているお酒がこちらです。沖縄産100%のシークワーサー原液を使った『沖縄シークワーサーサワー』(写真右のロンググラス)。ちなみに泡盛の残波を使って『残波シークワーサー』も作って見ましたが、こちらは強い個性がぶつかり合ってしまって、メニューにはできませんでした。

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以前メインブログで書きましたが、シークワーサーに肝機能改善効果があると発表されてから始めたメニューで、気温が上がるにつれて超人気メニューと化しております。かなり酸味が強く、柑橘系独特の苦みもあります。飲んでいると、シークワーサーの持つパワーとかエネルギーとか強い生命力とかを感じます。どのくらい効果があるのかは分かりませんが、「効いてるな~」という印象はありますね。飲んでしばらくはシークワーサーが身体の中を駆け巡っています。

言われている効果を列挙しますと・・・

  • 血圧低下
  • 血糖値低下
  • 脂肪燃焼
  • 免疫力向上
  • 疲労回復
  • 老化防止
  • リラックス効果
  • 美容・美白効果
  • 肝機能改善効果

もう最強です!年寄りの酒飲みには必須のドリンクですね。でも、なんか強烈すぎてたくさんは飲めない。2杯が限度…。飲み過ぎると逆にダメージがありそうな気も(笑)

 
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アイラの巨人『ラガヴーリン16年』

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『LAGAVULIN

前回のホワイトホースの記事の中で「ラガヴーリン」に触れましたので、今日はこちらを紹介します。

強いピート香と潮の香り、そして重厚な酒質が特徴のアイラモルト。オフィシャルは16年物(写真右)が主流です。写真左は「ダブルマチュアード」いわゆる二段熟成。別の種類の樽に移して後熟させる方法で造られたウイスキー。「ペドロヒメネス」という極甘口のシェリー酒を作った樽で後熟します。

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16年は空でした。ニューボトルもありますが、このために開けるのも何なんで、ダブルマチュアードの方をティスティングしてみます。ちなみにダブルマチュアードも1995年蒸留、2011年瓶詰なので、概ね16年の熟成になります。

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まずはストレートで。色はやはり赤褐色が濃いです。香りはピート香は感じますが、16年物よりは弱いようです。シェリー樽の効果か、甘美な香りが強いですね。味をみてみると、ドライでピーティーな部分と、甘く甘美な部分のそれぞれが、個々に主張していて、いまいち相乗効果が発揮できていない印象です。

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そして加水して味の変化を見ます。加水のより、舌触りがとても滑らかで、円やかな印象が強まります。また、アルコールの強さの陰に隠れていた果実香も顔を出します。

「甘美なラガヴーリン」と称されるダブルマチュアードですが……アイラモルトにシェリーの甘美さは必要ですかね?  そこはスペイサイドのウイスキーに任せておけばいいのではないでしょうか?アイラモルトに期待することって「ドライでピーティー、そして潮や海藻などスコットランドの荒々しい海や島々を連想させるテイスト」だと思うのです。そういった部分がシェリー樽フィニッシュによりだいぶ失われている気がします。失われている、と言うよりは、個性の強いもの同士がお互いに主張しあって、足を引っ張りあっている、そんな印象が拭えません。美味しいのですが……やっぱりちょっと違うな~と感じてしまうのです。大好きな「ラガヴーリン」だけに辛口になりましたが、オフィシャル16年物は自分が一番好きなシングルモルト、と言っても過言ではありません。

過去の「アイラモルト」の記事です。よろしければご覧ください。

kimama2016.hatenablog.jp

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ブレンデッドにも魅力がいっぱい『ホワイトホース12年』

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『WHITE  HORSE  12

昨夜(こどもの日)遅めの時間に常連のA子さんが来店されました。A子さんも謎の多い方で、出身は北海道で、ほぼ同年代、あと下の名前くらいしか分からず、仕事は会話の中から推察するに、医療(事務?)系ではないかなと。プライベートな部分をオープンにするかどうかは自由なので、根掘り葉掘り聞くようなことは致しません。そのA子さん、趣味はPです。Pで勝ったときはよく一杯ご馳走してくれます。今日はどうやら前半当たって後半飲まれて、結局マイナスだった模様。でもご馳走してくれました。そして頂いたのがこちらのウィスキーです。

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ブレンデッド・スコッチとして有名な「ホワイト・ホース」。その中で、日本市場専用に開発されたプレミアム品で、12年以上熟成されたモルトをブレンドしています。

ウイスキーを飲み始めた当初は「ブレンデッド」シングルモルトより下に見てました。(今はそんなことはないですよ)でもウイスキーに対する見識が深まるにつれ、「ブレンデッド」の良さ、というものも認識できるようになりました。

シングルモルトと比べると、まず値段が安い。シングルモルトは高価で味も直球。なので飲む側もちょっと構えて、五感をフル稼働させて味わう。ひとりきりでイマジネーションを働かせながら、その世界にどっぷりと浸かり込む。一方「ブレンデッド」は廉価で、肩の力を抜いて気軽に飲める。水割りにしても味がよく伸びて美味しい。毎日でも飲める。ひととコミュニケーションをはかりながら飲むこともできる。そういった魅力がありますので、TPOに応じてうまく使い分けられれば良いと思います。

また、シングルモルトを知っていると、「ブレンデッド」にもうひとつ、楽しみ方が生まれます。「ブレンデッド」は数十種類のモルト,グレーンをブレンドして作るので、「ブレンドされているモルトの味を探しながら飲む」のです。ちなみにこのホワイトホース12年は、個性の強いアイラモルトの「ラガヴーリン」がメインモルトになっており、確かにそのスモーキーで重厚な味わいを感じることができるのです。

さまざまな魅力のあるウイスキー。その世界はまだまだ深く、探求のしがいがありますね。これからもその深みにどっぷりとハマっていきたいのです。


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