K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

その他のウイスキー

『ピーツビースト』蒸留所不詳の個性派モルト。

還暦も近くなると色々とガタが来る。 顕著に感じるのは目だ。 ぼやけたりかすんだり、二重に見えたりする。 さて、今回はこちらのスコッチ。 リリースするのはボトラーズのフォックス・フィッツジェラルド社。 2010年創業の新進気鋭のボトラーズ会社。 「ピ…

『ブッシュミルズ』アイリッシュ400年の伝統。

常連M氏は酔っぱらうと何をするか分からない。 先日も… と、先にお酒の紹介を。 ブッシュミルズ蒸留所はアイルランド島の北端に建つ。 創業は1608年とも言われ(公式には1784年)アイリッシュ最古の蒸留所のひとつである。 特徴としては… 3回蒸留(アイリッ…

『ニッカ セッション』自由を謳うモルトの奏楽。

音楽は苦手だ。 まったくもって才能がない。 そんな私が今回味わうお酒がこちら。 ニッカのサイトにいろいろ書いてある。 興味のある方はこちらを参考に。 www.nikka.com 簡単に言ってしまえば、スコッチとジャパニーズのブレンド。 グレーンを使わない、い…

『カナディアンクラブ』大自然に育まれるC.C.

「カナダ」という国。 実はあまりよく知らない。 個人的なイメージとしては… 米国の延長のような国 広い国土と壮大な自然 サーモンとクマ フライフィッシング メープルシロップ 恐ろしく寒い とりあえずそんなところ。 さて、今回はこちらのウイスキー。 世…

『房総ウイスキー』千葉県初の地ウイスキー。

千葉県出身の常連TY氏。 帰省した際に道の駅で珍しいウイスキーを見つけたらしい。 それをお土産に買ってきてくれた。 千葉県初の地ウイスキー「房総」 造るのは千葉県君津市の(株)須藤本家。 www.sudouhonke.co.jp 1885年に創業した酒蔵。 日本酒は「天乃…

『碧 AO』世界の5大ウイスキーをブレンドした1本。

コロナ禍で体重が8キロも増えた。 おかげでズボンはきつくなるわ、悪玉コレステロールが増えるわで(汗) それでもひとつだけ良かったことが。 さて、今回はこちらのお酒。 SUNTORYが造るブレンデッドウイスキー。 ブレンデッドと言ってもひと味違う。 世界…

『ジェムソン カスクメイツ』スタウトの樽で後熟。

東京都。外出自粛要請が出た週末。 それ自体の賛否はさておき、飲み屋にとっては致命的だ。 「宴会」はすでに諦めていたが、一般客の来店も見込めないとなると…。 それにしても東京都の感染者数が激増している。 オリンピック延期が決まった途端だ。 作為が…

『ジェムソン』世界で最も売れているアイリッシュ。

竹鶴が一部銘柄の販売を終了する。 www.nikkei.com 国産ウイスキーの人気は止まるところを知らない。 投資対象にもなってるようだ。 それが品薄に拍車をかけ、価格を吊り上げる…。 こんな時は無理して国産を飲まなくてもいい。 コスパがいいのはバーボンだが…

『ブラック・ブッシュ』アイルランド最古の蒸留所。

今年は日本でラグビーW杯が行われた。 ラグビー自体に興味はないが、この時期になると思い出すことがある。 寒くなると古傷が疼くのだ。 高校の授業にラグビーがあった。 ただし素人なのでタックルは無し。 それでもスクラムを組んだりする。 まったく運動に…

『越ノ忍 ブレンデッドウイスキー』和テイストの一本。

今のウイスキー人気は常軌を逸している。 香港のオークションで「Ichiro's Malt」54本セットが、約1億円で落札された。 希少価値という意味で、美術品などに近い扱いなのかも知れない。 日本のウイスキーが海外で高い評価を受けているのも知っている。 しか…

『YAMAZAKURA』東北唯一の蒸留所が造る一本。

6月は繁閑の差が激しかった。 暇な日はとことん暇だった。 そんな夜に電話が鳴る。 予約か? 受話器を取ると若い男性の声。 「今日は暇ですか?」 …。 確かに暇だ。 間違いない。 しかし… 「はい、暇です」とは言いづらい。 なぜか? 見栄か? どう答える? …

『イチローズモルト』世界が認める日本のベンチャー。

Ichiro's Malt とは? 肥土(あくと)伊知郎氏が創立したベンチャーウイスキー社のブランド。 伊知郎氏は埼玉県羽生市にある実家の造り酒屋でウイスキーを造っていた。 しかし1990年代後半に経営が傾く。 2000年に引き継ぐが、2004年に蒸留所を売却。 原酒を…

『ジェムソン』「黒こげの樽」で熟成した一本。

昨日、TVで女子ゴルフの中継を見た。 「サイバーエージェント・レディス」 優勝は沖縄出身の19歳、新垣比菜。 初優勝、おめでとう。 そして上位の選手を見ると… 2位に22歳の柏原明日架 3位Tに20歳の永井花奈 7位Tに19歳の三浦桃香と原英莉花… と、若手がずら…

『オーク マスター 樽薫る』ハイボールに最適。

お店で一番出るのは「生ビール」 その次に出るのが「ハイボール」 「ハイボール」といえば「ウイスキーの炭酸割り」というイメージ。 だが元々はスピリッツなどのアルコール類を炭酸系飲料で割ったものの総称。 日本では「焼酎」を炭酸で割ったものを「焼酎…

『タラモアデュー12年』円熟のアイリッシュ。

店では色々なウイスキーを置いている。 時にマニアも来るが少数だ。 「腐るものではない」とは言え、銘柄による「在庫」の偏りが気がかり。 そこで考えたのが、 「銘柄おまかせハイボール」 割安で提供するかわりに、銘柄はこちらで決めさせて頂く。 銘柄に…

『知多』革新的な逸品「シングルグレーン」

最近、よく出るウイスキーがある。 それがこの「知多」 ハイボールでの注文が主流で、山崎や白州より出ている印象だ。 ウイスキーを簡単に分類すると… 「大麦麦芽」のみを原料として、単式蒸留器で蒸留する「モルトウイスキー」 コーン等の「雑穀」を原料に…

『シングルモルト 白州』「森香る」ウイスキー。

「森香るウイスキー」と称される白州。 豊かな自然の中で仕込まれる一本。 爽やかなイメージからか。 女性の方がハイボールで飲むことが多い銘柄だ。 造るのは、山梨県北杜市にあるサントリーの白州蒸留所。 世界でも珍しい森の中にある蒸留所。 サントリー…

『シングルモルト 山崎』国産ウイスキーの代表格。

今回はジャパニーズウイスキーの代表格「シングルモルト 山崎」 「いつもよりちょっといいお酒を」 そんなお客様からの注文が多い。 造るのはサントリーの山崎蒸留所。 京都の南西、天王山の麓に佇む日本最古のモルトウイスキー蒸留所だ。 仕込み水は、名水…