お店で一番出るのは「生ビール」
その次に出るのが「ハイボール」
「ハイボール」といえば「ウイスキーの炭酸割り」というイメージ。
だが元々はスピリッツなどのアルコール類を炭酸系飲料で割ったものの総称。
日本では「焼酎」を炭酸で割ったものを「焼酎ハイボール」=「酎ハイ」と呼ぶ。
その「ハイボール」が一般化したのは、もう10年近く前か?
サントリーが「角ハイボール」を大々的にPRしてから、ブームになった。
ウチの店でも「角ハイボール」としてメニューに記載していたのだが…
ある時期からサントリー商品の値上げが激しくなる。
「この価格だと、厳しいなぁ~」
そんなとき、ふと思った。
「あえて角を使う理由は?」
「より割安で美味しいのは無い?」
そして新たにハイボールに適するウイスキーを探していて見つけたのがこちら。
キリンが造るブレンデッドウイスキー。
ハイボール用に大容量の4Lのペットボトルを入れている。
内側を焦がしたオーク樽で熟成し、華やぎのある薫香を実現。
価格を4Lタイプで比較すると…
「サントリー 角 」 6,600円
「キリン 樽薫る」 5,200円
これくらいの差がある。
( 楽天市場での最安値帯 / 当時)
ストレートで。
香りも味わいもいたってシンプル。
それでもこの価格帯としては、それらしい香りがある。
微かに樽薫る?気もするが微妙だ。
甘みを強めに感じる。
炭酸割りで。
クセは無いが、すっきりというよりは、しっかりウイスキー感を味わえる。
この価格帯ではあまり無い感覚。
軽くレモンを搾ると、すっきり感が増してグッと美味しくなる。
店の「ハイボール」として十分だ。
ハイボール用としては十分だが、奥行きが浅く、平坦な印象は拭えない。
それを期待している訳ではないが。
・・・・・
すこしでも安く、おいしいものを提供したい。そう願って止まない。
※ラベルが変わっている。
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