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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『二兎(愛知)』二兎追うものしか二兎を得ず。

前回の「萬歳」で登場した丸石醸造。 その主力ブランドが今回の「二兎」だ。 014.co.jp 「ニト」 お値段以上ではない。 仕事をしていない若者のことでもない。 もちろん冬にかぶる帽子のことじゃない。 「ニト」である。 …失礼。 今回の一本は、備前雄町米を…

『萬歳(愛知)』100年前のお米を復刻したお酒。

このブログで度々登場する常連M氏。 同年代で、互いに老いを感じるお年頃。 よくご馳走してくれるが、酔っぱらってくると妙な会話になる。 黒霧島のお湯割りを飲むM氏。 M氏 「赤、下さい。」 私 (お酒をお持ちして)「はい。どうぞ。」 M氏 「何ですか、こ…

『サイドカー』ブランデーベースの代表的カクテル。

今回はブランデーベースのカクテル。 【スタンダードな処方】 Brandy 30ml Cointreau 15ml Lemon Juice 15ml シェークしてカクテルグラスに注ぐ。 この比率(2 : 1 : 1)のカクテルは数多く「サイドカータイプ」なんて呼ばれたりする。 使うのはこちら。 ち…

『ブランデー・スプリッツァー』果実感あふれる一杯。

店では色々なお酒を置いている。 よく出るもの、出ないもの様々だ。 その中で「売りづらいなぁ」と感じるのが「ブランデー」である。 何種類か置いているが滅多に出ない。 「何かアピールする手は無いか?」 模索していると「漬け込みブランデー」なるものが…

『テキーラ・トニック(テコニック)』爽やかな一杯。

先日「The 世界遺産」なるTV番組で メキシコの「テキーラ村」が取り上げられていた。 その中で「テキーラのルーツ」について触れる場面があり…。 ・・・・・ 旧くメキシコには、先住民族が飲んでいた「プルケ」というお酒があった。 原料のリュウゼツランの…

『栄光富士(山形)』冬にキリリと冷やして飲む酒。

横綱稀勢の里が引退した。 最後はボロボロで、見ていて辛かった。 個人的には、もうちょっと早く決断しても良かったのでは?と感じる。 それでも本人は「一片の悔い無し」って言ったとか。 本心なのか?ネタなのか? 真意は分からないが、私も引退する時に「…

『カシス・リキュール』お馴染みの果実リキュール。

読売の長野選手。 FAで獲得した丸選手の人的補償で、広島に移籍。 内海投手に続く生え抜きの流出。 G党は何を思う? ま、オリも生え抜きの金子、西両投手が流出しているので、似たようなものか…。 変化は必要だがリスクもはらむ。 最近「ちょっと失敗した?…

『澤乃井(東京)』食を引き立てる大辛口純米酒。

あぁ、寒い。 昼間は少し暖かくても、夜になると気温がグッと下がる。 眠りにつく夜更け頃は極寒だ。 特に顔が寒い。 身体は布団にくるまっているので耐えられても、 顔は冷気に晒されているので、どうにもならない。 そんな時は… 大き目のニット帽を鼻が隠…

『プラットヴァレー ストーンジャグ』陶器ボトルが粋。

今年は暖冬だが、やっぱり寒い。 特に昨夜からは極寒である。 寒いのは苦手だ。 「服を着ればしのげるじゃん!」 夏が苦手な人によくそう言われる。 冬が苦手な私としては… 「どんなに服を着ても、寒いものは寒い」のだ。 そんな耐え難い冬の寒さだが… 温か…

『凌駕(新潟)』雪深い米どころで醸される特別純米。

お正月の風物詩とも言える「箱根駅伝」が終わった。 青山学院大学の5連覇を、東海大学が阻んで初優勝。 母校の東洋大学は、往路では優勝したものの復路で逆転されて総合3位。 前年と同じようなパターンで、総合優勝を逃した。 この結果をどう見るか? 「頑張…

『ボランジェ』ジェームズ・ボンドが愛した一本。

Happy New Year ! このブログもお蔭様で3年目に入る。 いろいろなお酒を紹介してきたが… 本年の最初の記事は、いきなり「番外編」だ。 昨年の誕生日に常連さんから頂いたお酒を紹介する。 「BOLLINGER(ボランジェ)」というシャンパン。 フランスのシャンパ…