今年は暖冬だが、やっぱり寒い。
特に昨夜からは極寒である。
寒いのは苦手だ。
「服を着ればしのげるじゃん!」
夏が苦手な人によくそう言われる。
冬が苦手な私としては…
「どんなに服を着ても、寒いものは寒い」のだ。
そんな耐え難い冬の寒さだが…
温かいお酒が、よりおいしく感じる季節でもある。
さて、今日は珍しいウイスキーを。
同州プラット渓谷が「トウモロコシの原産地」であることから名付けられた。
原材料にトウモロコシを80%以上使用すると「コーンウイスキー」
ちなみに51%以上80%未満だと「バーボンウイスキー」
ボトルには「100% STRAIGHT CORN WHISKEY」の表記があるが
トウモロコシのもろみを糖化させる過程で大麦麦芽を12%加えているとのこと。
オーク樽で3年間熟成。
アルコール度数は40%。
陶器のボトル(ストーンジャグ)が特徴的。
色はかなり薄い。
微かに黄色がかった液体。
この香りは何だろう?
バーボンの香りではない。
コーンの香りか?
工業用アルコール的な香りも。
そう言えばコーンを燃料に使うって話しを聞いたような…。
正直、美味しそうではない。
ストレートで。
口に含むと独特の香りが鼻孔に残るが、軽い甘み。
やはりコーンのテイストか。
それを直に感じる。
最初は独特の香りに驚く。
しかし香りに慣れて来ると、これはこれで悪くない。
最初の印象で敬遠せず、じっくり付き合うと良さそう。
常連T氏が挑戦的な飲み方をした。
「今日は寒いからホットウイスキーにしてみよう。」
私もやって見た。
お湯で割っても風味は失われない。
ハーフか 6:4位までならいける。
それ以上だとテイストは弱くなる。
その分口当たりは円やかになるので、飲みやすいかも。
余韻はお湯割りのほうが長く残る。
寒い冬の夜。
温かいお酒が飲みたくなる。
熱燗や焼酎お湯割りだけでなく、ホットウイスキーもアリだな。
他の銘柄でも試して見るか。
…と思った昨夜だった。
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