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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

2017-01-01から1年間の記事一覧

『寒紅梅(三重)』その旨み、冬に咲く紅梅のごとし。

12月30日、2017年もいよいよ大詰め。 飲み屋の営業も本日でラスト。 今年の仕事納めは28日が多かったようだ。 毎年のことだが、遅い時間まで大フィーバーして…(汗) そしてこのブログは、まだまだ日本酒が続く。 7連チャン。次で8連荘、役満だ(笑) 他にも…

『角右衛門(秋田)』幻の米"亀の尾"を使った純米酒。

日本酒の紹介が続く。 日本酒は随時、銘柄を入れ替えている。 さらに日本酒党の常連さんが多く、売り切れるペースが速い。 その前に記事にしなければ… そんな思いがあって、最近日本酒の記事が続いている。 今回は東北秋田の「角右衛門」 「かくえもん」と読…

『いづみ橋 (神奈川)』雪に見立てた"にごり"が特徴。

今日は朝からショッキングなニュースが飛び込んできた。 「岡田准一と宮崎あおいが遂に結婚へ」 以前、交際報道はあったが、正式に結婚となるとちょっとショック。 一度結婚で失敗している宮崎あおいさん。 再婚を決断したということは、岡田さんは間違いな…

『百十郎(岐阜)』歌舞伎役者の隈取ラベルが特徴。

このブログもそれなりに記事を書いてきた。 今回は、123番目の紹介になる。 (※当時は記事に通しNo.を振っていて、この記事がNo.123だった。) 「123」と言えば、アントニオ猪木を連想するが… 今年は、加藤一二三、阿部一二三と、ブレイク。 まあ、どうでも…

『黒龍(福井)』「石田屋」の屋号を持つ黒龍の定番。

Yahoo!ニュースを見ていたらこんな記事が。 withnews.jp 一杯目のお酒として、ビールが減って、ハイボールが増えている。 また、癖のない焼酎や、本物指向の日本酒、ワインが伸びているとのこと。 データを提示して検証している。 お店での感覚も、概ね近い…

『南(高知)』料理とともに味わいたい、辛口のお酒。

余談を少々。 「南」という名前を聞くと「朝倉南」を思い出す年代なのだが… それ以外に最近ちょっと気になる「南」ちゃんが…。 「法医学教室の事件ファイル」というドラマの中の登場人物。 愛介君の恋人で、法医学教室助手の伊吹「南」ちゃん。 演じているの…

『手取川(石川)』果実感たっぷりのジューシーな酒。

忘年会シーズンも真っ只中。 2週目の週末を終えて、ひとやま越えた感じだ。 忘年会はひどく疲れる。 飲み方が激しいし、とにかく荒れることが多い。 無事に終わるとホッとする。 そんな疲れた心と身体に染み入る一本。 造るのは、石川県白山市にある吉田酒造…

『ペルノ』『シャルトリューズ』香草系リキュール。

香草系リキュールが続いた。 この流れで紹介したいお酒がある。 左が「ペルノ」 昔「アブサン」という酒があった。 ニガヨモギ、アニスなどのハーブで造る、アルコール度数70度のリキュール。 原料の「ニガヨモギ」に幻覚作用があり、販売が禁止される。 そ…

『イエーガーマイスター』ドイツの養命酒!?

前回に続き、香草系リキュールを。 ドイツのお酒「イエーガーマイスター」 先日知人の店で、30代女子とダーツ勝負をすることに。 私は飲みの余興でやる程度。 その人も半年ぶりにやるらしい。 「これはいい勝負になるのでは?」 そんな予想を尻目に、結果は…

『カンパリ』イタリア産のハーブ系リキュール。

リキュールでよく出るのは、カシス、ピーチなどの「果実系」 その他、カルーアやマリブなどの「種子系」もそこそこ出る。 イマイチ出ないのが「香草系」「ハーブ系」と呼ばれるジャンル。 その代表銘柄が、今回紹介する「カンパリ」である。 「甘苦い風味」…

『鏡山(埼玉)』蔵の町、小江戸川越に復活した酒蔵。

今、相撲界はいろいろあって揺れている。 それでも白鵬は揺るがずに40回目の優勝。 今回の騒動があって久しぶりに相撲を見たら、知らない力士が大勢いた。 あれ?把瑠都は?琴欧州は?(冗談w) 大きな変革の時期に来ているのと同時に、世代交代の時期なのか…

『みむろ杉(奈良)』三輪山の雨がめぐりて三輪の酒。

今日は「ブラック・フライデー」だそうだ。 米国で始まった年末商戦の幕開けの日。 多くの店舗で大規模な安売りが行われるとのこと。 日本でもそれにあやかろうと、イオンなどがCMを流している。 ボーナスが支給されてからの方が効果があると思うのだが…。 …

『山本(秋田)』秋田「ネクスト5」の一角。

しばらくウイスキーが続いた。 今回は久しぶりに日本酒を紹介する。 「白瀑(しらたき)」で知られる、山本合名さんの新ブランド「山本」 秋田の「NEXT5」のひとつ。 以前「一白水成」「ゆきの美人」の記事を書いた。 そしてこの山本さん。残るは「新政」と…

『ザ・グレンリベット12年』シングルモルトの原点。

前回の記事(グレンモーレンジ)でご登場いただいた女性。 芋ロックが定番だが今夜の気分はウイスキー。 「ザ・グレンリベット」とは? 全てのシングルモルトの原点とも言えるグレンリベット。 1824年に「政府公認第一号」の蒸留所として認められる。 それま…

『グレンモーレンジ10年』繊細なモルトウイスキー。

常連C嬢は「ぎんなん肴に芋ロック」的なシブい女性である。 しかしその夜は「ウイスキーが飲みたい」とのこと。 「あまりクセが無いものを」という注文。 スペイサイドかハイランドのフルーティなものが良いだろう。 そして選んだのがこちら。 GLENMORANGIE…

『タリスカー10年』スカイ島で造られる男性的モルト。

ちょっと前の記事で「シングルモルトが売れない」と書いた。 すると途端にオーダーが増えてきた。 不思議なものだ。 その中から今回はこちら。 スコットランド西側にある「スカイ島」 面積は約1700平方キロメートルでアイラ島の3倍くらい。 結構大きいのだが…

『メーカーズ・マーク』封蝋が光るクラフトバーボン。

今では常連となったTY氏。 最初は「つわもの」と呼ばれていた。 アラサー男子の彼は、バーボンをストレートで飲む。 MAXで一晩に10杯! そして意外と平気そうにしているのだ。 まさに「つわもの」 今回は、そんな彼も好みのバーボン。 機械による大量生産を…

『たちばな』手造りにこだわる黒木本店の芋焼酎。

今回は芋焼酎「たちばな」。 「きろく」「中々」「百年の孤独」「爆弾ハナタレ」などなど…。 プレミアム焼酎を多く造っている「黒木本店」のレギュラー芋焼酎。 自社栽培の黄金千貫を、収穫したその日に仕込む。 昔ながらの甕を使って丁寧に造られる。 常圧…

『ダルウィニー15年』恵まれた自然に育まれるモルト。

この酒ブログ。 当初は「シングルモルト」をメインにするつもりだった。 しかし気が付けば「日本酒」の記事が多数を占めることに…。 シングルモルトはだいぶ影が薄くなってしまった(汗) 紹介するお酒はランダムだが、オーダーがあった時になるべく記事にし…

『三岳』世界自然遺産の屋久島で造られる本格芋焼酎。

昨夜はハロウィン。 渋谷は若者で盛り上がったのだろう。 さて、今日は本格芋焼酎の「三岳」を。 久しぶりに来店した「笑うセールスマン」風の人がオーダー。 (ハロウィンの仮装ではない) 日本で初めてユネスコの世界自然遺産に登録された「屋久島」で造ら…

『千峰 天青(神奈川)』湘南に残された最後の蔵元。

最近「ん?」と感じる言葉がある。 飲食店には来店やオーダーの集中がつきもの。 昨夜も料理の注文が多く、まもなく宴会というタイミング。 空いてる席はカウンターのみ。 そこに現れたアラサー男女。 「カウンター席でよければどうぞ。料理に少し時間がかか…

『あぶくま(福島)』「雄町」らしさを感じて見たい。

めっきり寒くなった。 寒くなると人の動きも鈍くなる。 雨の日も多くて、今月はかなり苦戦を強いられた。 週末はすこし予約があるので、ちょっとだけ期待。 さて、今回は福島のお酒。 使用米は岡山県産「雄町」100%。精米50%。 日本酒度±0、酸度1.6。 「あ…

『ワイルドターキー』アイゼンハワー大統領も愛飲。

今回はメジャーなバーボン。 スタンダードな8年物を置いている。 アルコール度数は50.5%。 アイゼンハワー大統領が愛飲していたことで有名になったウイスキーだ。 特徴として、通常より低めのアルコール度数で蒸留されること。 「80度以下で蒸留すること」と…

『三連星(滋賀)』ブランド10周年記念の限定酒。

滋賀県の「美富久酒造」が立ち上げたブランド「三連星」 mifuku.co.jp 名前の由来は「三」が連なる星のように輝き続けるお酒を目指す。 30代、3人の蔵人を中心に 3種類のお酒を、それぞれ3タイプ造る 過去3代の蔵元に敬意を表する 元祖「トリプルスリー」か…

『ベルギービール』自分で飲んだので、今回は番外編。

近所のスーパーが改装するらしく、半額セールをやっていた。 よく見ると酒売場にも半額のものがある。 そこで見つけたのがこちら。 普段はお高くて手が出ないベルギービール。 トラピストビールの「オルヴァル」 度数9%のエール「デリリウム・トレメンス」 …

『ジャック・ダニエル テネシーハニー』

今回はとても甘いリキュールを。 ジャック・ダニエルをベースに、同社で造ったハニーリキュールをブレンド。 アルコール度数は35度。 味はとにかく甘いの一言。 ハチミツの風味があるが、ジャック・ダニエル感は皆無だ。 その名前で変なバイアスがかかるが… …

『ジャック・ダニエル』 テネシーウイスキーの代名詞。

ある夜のこと…。 サラリーマン風の男子がやって来た。 時間はまだ宵の口。 最初はビールか?ハイボールか? 「ジャック・ダニエルを下さい」 「えっ?あ、はい。飲み方は?」 「ストレートで」 あれれ、予想が大外れだ。 結局、他のものは一切飲まず、ジャッ…

『キルホーマン』全行程を自社で行う"農場型蒸留所"

このブログも遂に100品目のお酒を紹介するに至った。 (※当時は記事に通しNo.を振っていて、これがNo.100だった。) 節目の一品はシングルモルト、それもアイラモルトで行きたい。 そこで、最近のお気に入りを選択。 2005年にアイラに124年ぶりに誕生した「…

『花巴(奈良)』旨みと酸のハーモニーが稀有の逸品。

今日はちょっと変わった日本酒を紹介する。 まずはスペックから。 使用米は、岡山県産「備前雄町」を100%。精米歩合65%。 日本酒度+5、酸度2.3。 アルコール度は16度。 山廃の純米酒。 変わり種ポイント①「酵母無添加」 蔵の中に生息する天然酵母の働きに…

『一代 弥山(広島)』日本三景「宮島」を臨む酒蔵。

今回は広島のお酒。 「一代 弥山(いちだい みせん)」 地元はカープの優勝で盛り上がっていることだろう。 造るのは日本三景のひとつ「宮島」の対岸にある中国醸造。 原料米には、広島産の八反錦を使用。 大粒で心白も大きく高精米にも耐えうる酒米。 精米…