今、相撲界はいろいろあって揺れている。
それでも白鵬は揺るがずに40回目の優勝。
今回の騒動があって久しぶりに相撲を見たら、知らない力士が大勢いた。
大きな変革の時期に来ているのと同時に、世代交代の時期なのかも知れないナ。
で、ニュースを見ていると「鏡山親方」という方が、時々登場している。
調べて見ると、元関脇「多賀竜」とのこと。
名前は聞いたことがあるが、容姿は思い出せない。
幕内で1回優勝しているようだ。
・・・・・
そんな前振りをしておいて、今回紹介するお酒がこちら。
埼玉県、川越のお酒「鏡山」
親方とは、たぶん無関係である。
後ろに写っている焼酎「川越」も無関係だ。
かつて川越には明治8年に創業した「鏡山酒造」があった。
しかし平成12年に廃業してしまう。
「小江戸と呼ばれ栄えた蔵の町『川越』に酒蔵が無いのは寂しい」
ということで有志が集まり、復興プロジェクトがスタート。
そして平成19年に「小江戸川越酒造」が小さな規模で創業した。
蔵の町に酒蔵が復活したのだ。
今回のお酒は、純米吟醸の生酒。
その他のスペックは非公開。
立ち香は穏やか。鼻に抜ける米の香りが印象的。
ジューシーで甘みたっぷり。濃厚な酒質。
フルーティな感じは思ったより少なかった。
米の主張が強い。米の旨みが広がる。
後味は割りとすっきり。しつこさはない。
新しい蔵で規模も小さめ。
まだあまり知られていないが、これからに注目したい蔵のひとつである。