人生で一度は訪れてみたい場所がある。
広島県の竹原だ。
レトロで美しい街並みに心惹かれる。
アニメやうさぎに興味はない。
その竹原市に蔵を構えるのが竹鶴酒造。
ニッカウヰスキーの創業者、「マッサン」こと竹鶴政孝の生家である。
創業は1733年。
自然の恵みを生かす酒造りがモットーで、早くから純米造りに力を入れている。
今回の一本は定番の純米酒。
精米は70%。
他のスペックは不明だが、酒度+10前後、酸度2.0前後と思われる。
このお酒は2~3年の熟成を経て出荷されるらしい。
薄っすらとコハク色。
熟成香が立つ。
口当たりは円やかでなめらか。
旨みがのって艶のある酒だ。
それでいて軽快でふわっと消える。
ぬる燗で。
まったりととろける口当たり。
旨みはさらに深まる印象。
熱燗で。
さらに軽くすっきりする。
飲みやすいが旨みはやや薄れる。
常温~ぬる燗がベストか。
・・・・・
国内には行ってみたい場所が、まだ山ほどある。
もちろん海外にもあるが、こちらは何かと難しい。
コロナも然りだが、それ以前に私は飛行機が怖い。
空を飛ぶ意味が分からない。
だからせめて国内は…
路線バスに乗って飲食店を探したい。
って、バスサンドかっ!?
もういいわ。
|