前回、ジムビーム・ライを書いたので、もう一本、ライウイスキーを紹介する。
ラベルに描かれている男性。
ドイツ系開拓移民3世の、アブラハム・オーヴァーホルト氏。
このお酒は、1810年に同氏がペンシルベニアで興したブランドだ。
現在はジム・ビーム社で蒸留されているとのこと。
「ライウイスキーの代名詞」とも言える一本。
定義としてはライ麦が51%以上=「ストレート・ライウイスキー」
このお酒はさらに贅沢にライ麦を59%使っている。
カクテル「マンハッタン」のベースとしてもよく用いられる。
ライ麦の所以か?
香りは穏やか。
口に含むと…
ジムビーム・ライよりは、ドライでスパイシーな印象。
軽めではあるが、しっかりとした穀物の旨みと香ばしさを感じる。
いわゆるバーボン的な刺激は少ない。
加水してみる。
ふんわりと立ち上がる香り。
味わいをより一層深く感じる。
鼻孔に残る穀物の香りが、心地よい余韻になる。
濃い目の水割りも良さそうだ。
・・・・・
10月も後半、秋が深まってきた。
お酒も食べ物もおいしい季節。
そして、もうすぐ宴会シーズン。
例年だと忘年会が入るのだが…
今年は微妙だ。
禁煙にした影響が少なくない。
東京都の条例では約1年半後に
「従業員を雇っている飲食店は、店内禁煙にしなければならない」
(喫煙ルームを作ることは可能)
そうなれば差はないと思うが
「ちょっとフライングしたかな~」という気がしなくもない。
とは言っても後戻りはできない。
今年は知り合いに頼んで、なるべく宴会をやってもらおう。
来年は…
出稼ぎに出るか…(苦笑)
|