K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『デュワーズ12年』アメリカで大人気のスコッチ銘柄。

前回の記事で紹介した「フェイスシールド」を装着して仕事をしてみた。

思ったより違和感なく作業ができる。

居酒屋では追加注文が多い。

結果、客席に足を運ぶ回数が増える。

その度に不安を感じていたが、シールドがあると少しは和らぐ。

ただ…

やっぱり暑い。

厨房での作業は気を付けないと熱中症になりかねない。

ちなみにシールドの他にマスクも着用している。

眼鏡もしている(普通の近視用)

そりゃ、暑いわ。

そして、味見がしづらくて辟易する。

 

さて、今回はこちらのスコッチを。 

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過去のDewar'sの記事。 

kimama2016.hatenablog.jp

今回は12年もの。

ハイランドモルトアバフェルディを中心に、40種超の原酒をブレンド

その後に再び樽に戻し、6ヶ月程度追熟させている。

「ダブル・エイジング」なる手法らしい。

それによりスムーズで芳醇な味わいに仕上がるとのこと。

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日本でスコッチといえば…

シーバスリーガルバランタインジョニーウォーカーなどが思い浮かぶ。

それらに比べると「Dewar's」ブランドはイマイチ影が薄い。

しかし世界的にはかなりの販売量で、特に米国での人気が高い

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ストレートで口にすると、フルーティな酸味をまず感じる。 

その後ろに甘みがあるが、比較的ライトな印象。

深みやコクはあまり感じられない。

 

加水すると、よりフルーティな香りが立つ。

口当たりが滑らかになって、味わいに膨らみが出てくる。

ただ、ちょっと甘みが鼻につく。

どうも自然な甘みではない気がする。

 

ハイボールで。

こちらも妙な甘みが気になってしょうがない。

 

このテイスト、そして日本でのネームバリューを考えると…

メニューには要らないかな。

シーバスやバランで十分だろう。

※個人的な見解である。

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・・・・・

カウンターと厨房の間に、飛沫防止のビニールを張った。

フェイスシールドも装着した。

あとは…カッコイイ防護服か!?