関東地方も梅雨入りした。
人間にとっては不快な季節だ。
昨夜、今年初めて厨房のエアコンをつけた。
この時期につかうことは滅多にないのだが…
今年はコロナ対策の影響で暑さが倍増している。
歳も歳だし、そこは気を付けないと。
さて、今回はこちらの日本酒。
造るのは、秋田県仙北郡美郷町にある栗林酒造店。
創業は1874年(明治7年)
今回のお酒は「春霞」の中で唯一「6号酵母」で仕込んだ一本。
原料米は美郷錦。
「6号酵母」
香りは穏やかだが、味わいは深い。
生酛系の造りにも適する酵母。
穏やかな香りに、さわやかな発泡感。
ジューシーで果実味たっぷり。
ワインかスパークリングを思わせる。
芳醇で甘口だが重すぎることはない。
常温に戻ると、隠れていた米のテイストが顔を覗かせる。
冷よりは少し重く感じるが、飲みづらくはない。
発泡感が軽やかさを演出する。
軽く温めると、ワイン感や果実感は薄れる。
やさしい米の旨み、まろやかさが広がる。
悪くないが、冷~常温くらいが良さそう。
・・・・・
さて、厨房のエアコンだが…
居抜きで入居した時に付いていたもので、使用期間は合計20年以上。
さすがに今年は買い替えようかな、と思っていた。
しかし動かしてみると、これが実によく冷える。
いっそ壊れてくれたら決心もつくのだが、この状態だと迷う。
心配なのは電気代くらいだ。
それにしても、昔の家電は壊れないなぁ。
高品質。まさに「ジャパンクオリティ」。
コロナを機に、今一度、見直すべきではないか?
過去の春霞の記事。
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