夜の営業(20時まで)を再開し2週間。
この時間帯では期待薄だったが、それなりにお客様はやって来る。
びっくりしたのは、いわゆる「同伴客」がちらほら来ること。
キャバクラとか営業してるのかね?
さて、今回はこちらのカクテル。
【スタンダードな処方】
- Rye Whisky 45ml
- Sweet Vermouth 15ml
- Aromatic Bitters 1dash
ステアしてカクテルグラスに注ぐ。
マラスキーノチェリーを飾る。
ベースのWhiskyはライ、又はバーボンを使う。
好みでレモンピールを。
使うお酒はこちら。
「カクテルの女王」とも呼ばれる1杯。
名前の由来には諸説あるが…
大統領選の候補者パーティーで生まれたという説が多い。
ヴィジュアル的なイメージは「NYの夕日」だろうか。
このカクテルは、ある映画に登場して一躍有名になった。
それが禁酒法時代を舞台にした映画『お熱いのがお好き』(観てないけど)。
汽車の中でマリリン・モンローがこのカクテルを作るらしい。
そんな時代なら無理にカクテルにしなくても、って思うが…
「そんな色気の無いことは言わないの!」ってマリリンに叱られそうだ(苦笑)。
チェリーは省略した。
本当はこんな風に飾る。
これが「夕日」のイメージ。
Rye Whiskyのコクのある旨み。
そこにVermouthの丸みとふくらみ。
バーボンの香ばしさ、鼻に抜ける香りを残しつつ…
まろやかに、やわらかに、なめらかに進化したカクテル。
個人的にとても好みのタイプである。
・・・・・
東京とは言え、郊外にあるウチの店。
こんなド田舎でこの状態なら、都心部は推して知るべし。
新規感染者が増えるのも至極当然。
はたして「令和の禁酒法」は、再発令されるのか!?
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