昨日「黒革の手帖」の再放送を見た。
クラブ「カルネ」での1シーン。
その酒がボトルの形状から「ディサローノ アマレット」に見えた。
また銀座の高級クラブと言えば ブランデーがよく似合う。
そこで今回はその両方を使った
「フレンチコネクション」を。
ジーン・ハックマン主演の映画から名付けられたカクテル。
ナイトキャップとしてよく飲まれる。
【スタンダードな処方】
- Brandy 45ml
- Amaretto 15ml
ステアして、ロックスタイルで。
甘みが強い。
アマレット独特のクセも残る。
ネットでは「甘くて飲みやすい、美味しい」との記述が多いが…
このカクテルは、決して飲みやすいカクテルではない。
レモンかライムで甘みを切りたい。
また、ナイトキャップならば…
ブランデーそのままの方がいい?
それを言っては身も蓋もないが…。
ちなみに、ブランデーをウイスキーに変えると「ゴッドファーザー」になる。
腰の強いバーボンあればアマレットのクセに負けない。
むしろその荒々しさをアマレットの甘みが包み込むだろう。
ブランデーでは少々ひ弱な印象だ。
上品なフレンチが粗野なイタリアン(失礼)に圧倒されてるようだ。
余談だが…
カルネでは「ディサローノ アマレット」をどう飲んでいたのか?
まさかロックでとは思わないが、他のボトルは見えなかった。
いずれにしても、銀座の高級クラブには不釣合いだ。
ちょっと残念…。
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