K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『ジェームズE.ペッパー』米国独立の1776年に設立。

営業の人がやって来る。

大抵は遠回しの話題から入って、いきなり核心には迫らない。

常連B氏はそれを「ズルい」と言う。

最初に目的をはっきりさせるべきだと。

確かにそうなんだけどね。

でも営業ってそんなもんじゃないかな。

 

さて、今回はこちらのバーボン。

ジェームズE.ペッパー蒸留所が設立されたのが「1776年」

この年は米国独立の年。

以降1958年まで生産され「オールド1776」という愛称で親しまれていた。

その後アミール・ピーなる人物が復活を目指し、2008年ついに実現。

廃墟だった蒸留所も再建され、2017年からウイスキー造りが再開した。

(現在販売しているものはローレンスバーグ蒸留所で造られている)

過去のジェームズE.ペッパーは…

kimama2016.hatenablog.jp

今回の一本はストレート・バーボン。

アルコール度数は50%。

・・・・・

軽い穀物の香りが広がる。

ふわっと軽やかで香ばしい味わい。

バーボン特有の荒さがなく、滑らかで柔らかな酒質。

蜂蜜やメープルのような穏やかな甘みとコク、果実のような爽やかな酸味。

アルコール50%にしては飲みやすいので、ストレートでちびちびやりたい。

・・・・・

営業「太陽光発電の電力買い取り価格が引き下げられた事についてお知らせが」

私「何の営業?」

営業「価格引き下げのお知らせがあるので開けてください」

私「知ってるよ。で、何が売りたいの?」

営業「まずはお知らせを」

私「蓄電池か何か?」

営業「え~っと、ではまた来ます」

私「はい、さようなら」

 

こんなやり取りが度々ある。

面倒くさいけど、相手も仕事だから致し方ない。

資本主義ってそんなもんだろうと私は納得している。