今日は「敬老の日」。
子供の頃から
「おじいちゃん、おばあちゃんに感謝し、敬意を表する」
そんな日だった。
時は流れ、気が付くと…。
感謝される側に近づいてる?(汗)
それでも「人生100年」とも言われる時代を生きていて、
まだまだ、これから。
できる限り、悪あがきをしてやろうと思っている。
さて、今回は「偉大なるおじいちゃん」
と名付けられた渋いバーボン。
1796年、ベーシル・ヘイデン氏がケンタッキー州でWhiskyを造り始める。
その後、事業を受け継いだのがヘイデン氏の孫。
その際、祖父に敬意を払って「偉大なるおじいちゃん」と名付けた。
ラベルにある男性は、ヘイデン氏の肖像画だろうか?
「ボンデッド」とは…
「ボトルド・イン・ボンド法」(今は廃止)で造られたWhiskyのこと。
単一蒸留所で同じ年に蒸留された原酒のみを、最低4年間熟成。
その後100Proof(50度)で瓶詰め。
現在はジム・ビーム社での製造。
その製法は昔のままだ。
香ばしい強めの香り。
ピリッと来る香味のImpactが強い。
後から甘みが追いかけてくる。
最初のImpactは強いが、舌で転がしていると穏やかな味わいに。
アフターはすっと消えていく。
チェイサーでリフレッシュさせながら飲むと、最初の刺激も柔らかく感じられる。
力強さも感じるが、それ以上に柔らかい甘みや円やかさを感じる一本だ。
・・・・・
人生100年、まさに長寿の時代。
それでも限りあるのが人の一生。
だからこそ価値がある。
残りの人生をよく生きるためにも、
できるだけ健康でいたいもの。
間違っても「生ける屍」にはなりたくない…。
生ける屍…?
つまり…
「ボンデッド」にはなりたくない。
ん?
あぁ、間違えた。
「アンデッド」だ…。
敬老の日になんてことを…。
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