K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『ヘネシーVS』カクテルに適するコニャック。

今年の7月で開店して丸14年になる。

そこそこ長くやってきた。

しかしこれからが大変だ。

コロナ禍で飲み屋はどうすべきか?

それを問われることになる。

 

さて、今回はカクテル記事で度々登場しているこちらのお酒。

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著名なコニャックのブランドヘネシー

非常に高価なものもあるが、これはリーズナブルなVS規格。

ブランドの定番と言っていいだろう。

40種類もの原酒をブレンドして造られている。

アルコール度数は40%。

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ブランデーなのでもちろんそのまま飲んでもよい。

だがこの規格はカクテルベースと考えたほうがしっくりくる。

繊細なハイスペック品より腰が強く、カクテルに適するからだ。

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とりあえずそのまま飲んでみる。

香りはセメダインのよう。

甘みは少なくドライな印象。

ブランデーにしては粗削りな感じで雑味もある。

ボディは軽く、しっとりとしたブランデーらしさはない。

味わいも平坦で奥行きは薄い。

…という具合に、ストレートで飲むと微妙な評価になる。

しかしカクテルベースとしては優秀で、ひ弱な上級品よりも力強さを発揮する。

それぞれ良さがあるということだろう。

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・・・・・

色々と考えてみるが…

飲み屋がやるべきことは変わらない。

掃除、衛生管理、クオリティ…

当たり前のことを当たり前にやる。

結局そこに行き着く。

 

その上で…ね。

私はやりたいようにやる。

こんな時だからこそ変えるチャンス。

なかなか無いよ、そんな機会は。

それでダメならまた考える。

それでいい。

2022年、新たなスタートだ。