K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『日置桜(鳥取)』農業の延長に酒造りあり。

常連M氏は酔っぱらうと何をするか分からない。

酔って帰宅するとなぜか料理を始めるらしい。

先日も鍋料理をたんまり作って…。

 

さて、今回はこちらの日本酒。

造るのは鳥取県鳥取市の山根酒造場。

hiokizakura.jp

創業は1887年。

「醸は農なり」

酒造りは常に農業の延長線上にあると考え、キレのある酒を醸している。

今回の一本は…

鳥取県産の玉栄を65%精白した純米酒

スペックはラベルの通りで、味の濃い酒が想像できる。

熟成の香りがある。

酒の色も熟成から来る淡い褐色。

酸が効いて酒の輪郭を作る。

その中に旨みとコクがしっかり。

思ったより重くなく後口すっきり。

間違いなく料理に合う酒。

 

軽く温める。

コクと旨み。

酸が落ち着いて、艶のある滑らかな口当たり。

こういう酒を「燗上がりする」と言うのだろう。

・・・・・

ある日、コンロに鍋があるのに気づく。

ふたを開けてみると…

「なんじゃこりゃ!?」

数日前に作ったはずの鍋料理が手つかずで残っていた。

「そう言えばいつだか鍋を作ったような?」

なにやってんだ、俺(M氏の心の声)

 

酔っぱらうと危ないね。

あ、ちなみに鍋は再調理して美味しく食べたとのこと。

そしてM氏、しらふの時は全く料理をしないのである。