米国に「デスバレー」という場所がある。
カリフォルニア州中部の乾燥した盆地だ。
ここは気温が高いことで知られていて、世界最高の56.7℃を記録したことも。
日本人の感覚では「生きていられないだろ」と思うが…
乾燥しているので大丈夫なのか。
さて、今回はバーボンでハイボール。
高品質のクラフトバーボンを造り続ける「メーカーズマーク」
そのラインナップの中で今回は「46」と呼ばれる一本。
熟成した原酒に焦がしたフレンチオークの板を沈めて10数ヶ月後熟する。
この「インナーステイブ」という技法により、甘く深い味わいを実現している。
香ばしい立香。
しっかりしたコクと深い味わい。
アフターに鼻に抜ける穀物の香り。
ソーダで割ってもそのポテンシャルは失われない。
むしろ生き生きと花開く印象もある。
ストレートやロックもいいが、ハイボールも試す価値のある一本。
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ちなみに「デスバレー(死の谷)」の由来は…
かつてこの地に迷い込んだ金鉱採掘団が脱出に成功した時
「さらば、死の谷よ」と言ったからだとか。
日本も暑いけど上には上があるもんだ。
ただ湿気が多い分、35℃でも日本の方が辛いのでは?
比べて見たくもないが…(汗)
※ボトルが変わった。
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