2023年、今年最後の記事になる。
ラストはシングルモルトで締めるのが流儀。
なので今回はこちら。
スコットランド北端のオークニー諸島、メインランドで造られるモルト。
1798年以来、伝統的な製法を頑なに守り続けている。
フェイマスグラウスのキーモルトとしても有名。
今回の一本は…
ハイランドパークのフラッグシップとも言えるウイスキー。
「ヴァイキング・オナー」のサブネームがつく。
これはオークニー諸島に根付くヴァイキング文化への敬意を表したもの。
旧ボトルはこちら。
深く重厚な香り。
力強さやエネルギーを感じる。
ややスモーキーで微かな潮の香り。
果実系のテイストも。
甘みは少なめで結構ドライな印象。
アイランズらしく荒々しいパワーが伝わる。
加水してみる。
果実系の香りが立つ。
荒さが和らぎフルーティなニュアンスが強くなる。
全体として「海」「潮」を感じる一本。
・・・・・
今年も色々あった気がするが…
それほど変化がなかった気もする。
今さらもう成果とか成功は求めない。
大きな事故やトラブルさえなければそれでいい。
そうやって歳を重ねるごとにどんどん保守的になっていく自分がいる。
本当はいくつになっても何かに挑戦し続ける方が良いのかもしれない。
ただ保守的になっていくのは自然の成り行きだろう。
あまり頑張りすぎないで、流れに身を任せるのも時には必要なのではないか。
…と最後の最後に哲学的になってしまったが(汗)
今年も拙いブログにお付き合い頂きありがとうございます。
来年もどうぞよろしく。
|