最近、ちょっと疲れ気味だ。
予想以上に店が忙しい(良いことだが)
まず身体がきつくなる。
で、だんだんメンタルも疲れてくる。
そんな時、どうするか?
解消法は人それぞれ。
趣味?買い物?食事?カラオケ?ドライブ…?
私の場合は、お酒を買い集める。
買ったお酒は、店に並べる。
「それは仕事(仕入れ)なのでは?」
確かに…。
そうとも言える。
でも、新しいお酒に出会うこと。
それが私にとっては、最大のリフレッシュ。
仕事とも言えるが、趣味でもある。
コレクターではないが、いろいろ集めたいとは思う。
自分で飲みたいが、それ以上にお客様に喜んで欲しいと思う。
収益の元ではあるが、そんなに儲からなくてもいいと思う。
そんな「お酒」との関係。
趣味と実益を兼ねている、といった感じか。
ブログのネタにもなる訳だし…。
さて、今回のお酒は、ちょっと変わったネーミングの日本酒。
その糸島産山田錦を100%使った、純米生酒。
名前の由来は…
「田中」は蔵元の苗字であるとともに、山田錦の「田んぼの中」に蔵があること。
「六五」は精米歩合65%のこと。
「ハネ木搾り」という伝統的な手法で造られる。
ざっくり言えば、大きな木に石をつけて「てこの原理」で搾るやり方。
まろやかに仕上がるようだが、膨大な手間と時間がかかるため、行う蔵はごく僅か。
優しい香り。
適度な立ち香。
米の風味と、微かな果実感。
味をみる。
滑らかで、身体にすぅ~と入っていくような印象。
円やかで雑味がなく綺麗な酒質。
甘さは感じるが、軽やか。
スイスイ飲めて杯が進む。
淡泊な白身魚と合わせたいところ。
福岡なら、ふぐ?か。
・・・・・
お酒を買い集めるのは、主にWhiskyなどの蒸留酒。
日本酒は「鮮度」の問題があるので、ストック能力以上には買えない。
そして売り切れたらそれで終わり。
基本的に同じものを買うことはない。
(同じ蔵の違う酒を買うことはある)
その一度きりの出会いを大切に、これからも色々なお酒を味わいたい。
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