K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『扶桑鶴(島根)』酸味、甘みのバランスが良。

気が付けば3月ももう終わり。

まもなく元号の発表だ。

最近やけに時が流れが早い気がする。

こうやって年をとって行くのだな。

あと何年、お店をできるか分からないが…

これからも感謝の気持ちと思いやりを忘れず

飲み屋道に精進してまいります。

そうすれば…

小結くらいになれるかな?(笑)

 

と、御託はこれくらいにして、本日は渋い日本酒を。

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造るのは、島根県益田市にある桑原酒場

明治36年の創業。

蔵の近くには清流高津川が流れていて、その伏流水で醸される。

 

今回の一本は…

使用米は、神の舞と五百万石。

精米歩合60%。

日本酒度+8.5、酸度2.2の、特別純米酒

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微かな熟成香がある。

高めの酸が輪郭を作るが、酸味が強すぎることはない。

後味のきれは抜群。

こういうお酒は、ぜひ燗にして料理と合わせたい。

 

軽く温める。

香りはより感じられる。

酸も強めに立つが、すっきりとした中に旨みや膨らみが感じらておいしい。

芯がしっかりしていて、どんな料理とも合いそう。

後味はやはりキレキレ。

かなり好みの味わいだ。

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・・・・・

余談だが…

先日、常連さんにお土産を頂いた。

茨城県大洗(付近)の温泉旅館に行ったとのこと。

軽く炙ってお供に。

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噛めば噛むほどに旨みが広がる。

お酒も進む~。営業中だが…(苦笑)

 

お客様にはいつも感謝。

これからも、勝って驕らず、負けて腐らず、お酒を飲み続けたいと思う。

ん?

何か違うな?

 

まぁ、いいか。

 

 過去の「扶桑鶴」の記事。

kimama2016.hatenablog.jp