【常連M氏との会話】
M氏 「このお酒、クセがあるね。」
私 「えっ?腐ってる??」
M氏 「いやいや。腐ってはないでしょ w」
私 「・・・」
歳を重ねるとねぇ。
「言い間違い」に「聞き間違い」
毎日がスリリングだ。
さて、今回のお酒はこちら。
創業は1804年。
200年に渡り、手造りの日本酒を追及してきた酒蔵だ。
過去の黒龍。
「純吟」は…
福井県産の五百万石を、55%まで磨いて醸したお酒。
日本酒度+4の、純米吟醸酒。
フルーティな吟香が優しく立つ。
口に含むと、フレッシュなマスカットを思わせる味わい。
すっきりした中にも、しっかりとした米の旨み。
「キレる」というより「消える」感じの見事なフィニッシュ。
軽く温めて。
甘やかな米の香りが立ちあがる。
フルーティ感は薄れ、米のまろやかな旨みに満たされる。
温めてもすっきり感は変わらず。
とても透明感のある、綺麗なお酒だった。
・・・・・
歳をとると、思うように行かないことが増える。
時にイラッとしてしまうが…
「ブログのネタができてラッキー!」くらいに考えて、
こころ穏やかに、笑顔で余生を過ごせれば…。
…って、さすがにそんな歳じゃないだろ(汗)
ま、老いていく自分とうまく付き合えればいいな、と思ってる。
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