気が付けば8月も後半だ。
気温も多少下がってきて、いよいよ猛暑ともオサラバか。
涼しくなったらやりたいことがある。
まずは草むしり。
真夏はシンドイ。
それに鬱陶しい雑草と言えども、気温上昇を少しは緩和してくれている。
夏の間は目をつぶるが、秋になったら問答無用。
片っ端から引っこ抜く。
ランニング。
老体にはリスクが高いので、真夏はお休み。
涼しくなったら再開する。
燗酒。
基本的に暖かい酒が好きだ。
とは言え、熱帯夜に飲む酒はさすがに冷がいい。
今回は、燗でも楽しみたい日本酒を紹介する。
雑菌を防ぐ乳酸を添加しない、昔ながらの「生酛造り」で仕込んだ一本。
熟練の技が必要で、手間もかかる造り。
じっくりと味わいたいところ。
まず冷で。
立ち香はほとんど無い。
すっきりさらっとした飲み口。
雑味がなく綺麗な味わい。
常温で。
まったく違った表情を見せる。
酒のボディ、厚みを感じる。
しっかりとした日本酒だ。
米のテイストが強い。
適度な酸が心地よい。
軽く温める。
米の香りが立ち上がり、フルーティな香りも。
酸味と甘みがじわっと広がる。
なんとも味わい深い。
今の時期なら常温で、秋が深まってきたらぬる燗で楽しみたい一本だ。
今年の夏も間もなく終わる。
来年の夏はオリンピックだ。
それなりに盛り上がるのだろうが、終わった後が心配である。