昨日は立冬。
暦の上ではもう冬。
乾いた風が吹き始める頃か。
と言う訳で、今回はこちらの日本酒。
創業は1657年で350年の歴史を誇る。
主力の銘柄は「富翁(とみお)」
そして今回の「乾風(あなぜ)」は小仕込み吟醸造りでリリースするブランド。
(乾風とは冬の季節風のこと)
地元京都にこだわった一本。
京都産山田錦を55%まで精白。
ひと夏越しの「ひやおろし」
穏やかな米香。
しっとりと滑らかな飲み口。
旨み、甘みたっぷりで濃いめの酒質。
濃厚だが重すぎず、後口は思いのほか軽やか。
軽く温める。
基本は変わらない。
旨み十分で味わい深い。
旨口が好みの人におすすめの酒。
・・・・・
冬は嫌いだ。
寒さも乾燥も嫌いだ。
厚着をするのも嫌いだ。
手指が荒れるのも嫌だ。
インフルエンザになりたくない。
野球が無いのもつまらない。
…と、嫌なことばかりだけれど、冬は日本酒が旨い。
これだけは間違いなく夏より冬がいい。
※これで今年入荷した「ひやおろし」の紹介は終了。