常連TR氏は家族のために料理を作る。
得意なのは焼きそば。
その様子を覗いてみると…。
さて、今回はこちらのシングルモルト。
造るのはスぺイ川を見下ろす丘に建つノッカンドゥ蒸留所。
1898年創業で、蒸留所と同名の村に存する。
名前は「小さな黒い丘」を意味するゲール語の「ノック・アン・ドゥ」に由来。
ノッカンドゥの特徴はボトルに蒸留年が記載されていること。
(このボトルは1997年の蒸留)
単一シーズンのモルトのみ、熟成が完了したもののみをボトリングしている。
今回は12年熟成もの。
ストレートでチェック。
独特の香りがある。
濡れた枯草?(吸い殻のような…)
奥にフルーツの香り。
口当たりは穏やか。
しっとりとフルーティで優しい甘み。
程よいモルト感があり、穏やかながら味わい深く、なかなか飲みごたえがある。
加水してみる。
フルーティな香りが広がる。
より落ち着いて果実味を増した味わいになる。
少量の加水はこのモルトのポテンシャルを開かせるようだ。
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常連TR氏は焼きそばを作る時、必ず大量「6食分」を一度に作るらしい。
それもホットプレートではなくフライパンで。
当然よく混ざらず、味のない部分ができるがそんな事はおかまいなし。
なぜか家族にも好評だとか。
「俺の得意料理は『焼きそば』さ!」と豪語するTR氏。
さすがオラオラ二代目社長、そしてB型(笑)
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来年もどうぞよろしく。
皆様、よいお年を。
※店にあるのは旧ボトルで現行品はこちら。
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