「酒飲み」&「FXトレーダー」の常連M氏。
どちらも結構だが、酒を飲みながらトレードをするとろくなことにならない。
先日も…。
さて、今回はこちらの日本酒。
創業は1902年で、ブランドは「雪の茅舎」
「櫂入れをしない」「濾過をしない」「割り水をしない」の"三無い造り"で知られる。
過去の齋弥酒造店の記事は…
今回の一本は…
兵庫県産の山田錦(55%精米)と自社培養酵母で仕込んだ純米吟醸酒。
限定流通商品の、その名も「美酒の設計」
さて、その味わいは?
穏やかで甘やかな香り。
なめらかできれいな飲み口。
サラッと軽快で、後口のキレは見事。
生酒にありがちな重さがなく、フワッと軽い酒質。
それでいて程よい旨みが広がる。
素直に「旨い」と言える一本。
軽く温める。
米の香りが立つ。
味が膨らんで幅が出る。
甘みや酸味など、味の構成要素がはっきりしてくる印象。
どちらもいいが、冷の方がこの酒の本質を見られる気がする。
・・・・・
カウンターで盃を傾けながらFXトレードにいそしむ常連M氏。
M氏「おっ、プラス1万円になった!」
私「やりましたね!酔っぱらってるんだから利益確定しちゃった方がいいですよ」
M氏「いや、まだまだ伸びる!」
私「危ないでしょ~」
M氏「大丈夫、大丈夫」
程なくして帰路につくM氏。
自宅でトレードを続けるはずが、あろうことか酔っぱらって寝落ち。
朝起きて見たらプラス1万円のはずがマイナス5万円に(大汗)
オーマイガー!
やってもうた~、と言ってもあとの祭り。
嗚呼、これが酔いどれFXトレーダーの哀しき末路。