先日(と言っても2月だが…)
年一回恒例となっている、高校の友人との飲み会があった。
高1の時に同じクラスだった仲間。
もう40年近く前になる。
メンバーは全部で6人。
近年はみな忙しそうで、毎年3~4名で行っている。
皆勤賞は私と、小学校教諭のTK君。
H君はここ数回、体調が悪そうだったが、今回は元気そうで安心した。
この年になるとみんなどこかに不調を抱えているものだ。
KN君は建築関係の会社に勤めている。
名古屋に転勤しているが、今回は奇跡的に参加してくれた。翌日戻るとのこと。
KM君は専門学校で簿記などを教えている。
このKM君が7~8年ぶりに参加してくれたおかげで、今年は5人での会になった。
最後にTN君。彼は化粧品メーカーに勤務し、現在は沖縄に転勤中。さすがに来られない。
昔の仲間はいいものだ。
久しぶりに会っても、自然と当時のままの感覚で時間を共有できる。
健康に関する話題が増えたようだが…。
そして…
今は皆現役で、まだまだ忙しい日々を送っているが
60歳になったら予定を合わせて温泉旅行をしようと思っている。
それが目標であり、楽しみでもある。
そんな古い仲間に思いを馳せて飲みたいのがこのカクテル。
米国では禁酒法の前から飲まれていた。
ネーミングは「古きよき仲間」の意味。
【スタンダードな処方】
- Rye Whisky 1/3
- Dry Vermouth 1/3
- Campari 1/3
ステアしてカクテルグラスに注ぐ。
使うのはこちら。
これは美味しいカクテル。
口に含んだ直後は円やかでフルーティ。
ステア処方らしく、すっきりクリア。
カンパリが強めだが、まとまりがあってカクテルとして完成している。
アルコール度も適度で、カクテル初心者でも楽しめる一杯。
色も美しい。
歴史のあるBARのカウンターで昔の仲間とグラスを傾ける。
そんなイメージで飲みたい一杯である。
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