K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『グレンフィディック15年』しっとりと奥深い味わい。

今週のお題「紅葉」

急に肌寒くなった。

短い秋も終わり。

いよいよ極寒の季節がやって来る。

 

寒いのは嫌いだ。

暑い方がいい。

身体がつらいのはどちらも同じだが、寒い時期はメンタルまでしんどくなる。

真夏はそんなことはない。

怖いのは「生物(イキモノ)」だけだ。

 

私の住んでいるのは東京の郊外。

ちょうど木々が色づいて美しい時。

しかし落ち葉の山積も激しい。

美しい反面、後始末は難儀である。

 

さて、今回は紅葉のような赤銅色のラベルが映えるWhiskyを。 

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グレンフィディックと言えば…

そんな特徴がある。

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今回は15年もの。

シェリー酒の熟成に使われる「ソラレシステム」を応用した一本。

バーボン、ホワイトオーク、シェリーの各樽で原酒を熟成。

ソラレバット(大桶)で後熟することで生まれる。

 

はて?

「ソラレシステム」とはだいぶ違う気がするが…。

長くなるので今回はスルーする。

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香りは深いモルト香。

熟したフルーツも感じる。

 

口に含むとしっとり落ち着いた果実感。

甘みは思ったより深くない。

さっぱりした甘み。

酒質はライト~ミディアム。

15年ものにしては、やや軽い印象。

ややドライなニュアンスも。

 

加水すると、フルーティさや円やかさが増すが、変化は小さい。

微かな辛みや苦み・渋みが、適度に甘さを抑えているようだ。

 

味も香りもスタンダードな12年ものとは全く別物である。

 

ちなみに12年ものと並べると…。

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新緑から紅葉へと移り変わる木々のように見える。

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スペイサイド。

「鹿の谷」の紅葉もさぞ美しいことだろう。

まぁ想像だけどね…。

 

※ボトルがリニューアルされている。

価格もだいぶ高くなった。