自宅の軽自動車が車検を迎える。
3回目?かな。
確か3月中に切れるはず。
いつもは案内のハガキが来るのに、今年は来ないな~。
こっちから連絡してみるか。
いつもの整備工場に電話する。
「車検の予約をしたいのですが…。」
「〇〇さんですね。少々お待ちください。」
…。
「〇〇さん、車検は来年ですよ。」
「えっ!?」
「去年、やってますので。」
「えぇっ!?」
「2年後なので2020年ですね!」
「マジっすか!?」
…。
年とるとねぇ。
この辺の感覚もズレて来る。
悲しいというか、恥ずかしいというか…。
・・・・・
さて、今回は忘れないうちに、以前メニューにあったお酒を紹介しよう。
「ブルイックラディ ピート」
おそらく10年くらい前に限定発売された1本。
今となっては入手困難。
店のボトルも当然売り切れ。
メモを頼りに記事を書く。
ゲール語で「盛り上がった砂浜」を意味するブルイックラディ蒸留所。
1881年に設立。
1994年に一度閉鎖されるも、2001年に復活。
その後も独立資本で頑張って来たが…。
それでも独自のこだわりは続く。
「大麦」にこだわる。
さらにその約半分は地元のアイラ産。
「アイラ」にこだわる。
蒸留から瓶詰めまで、一貫してアイラ島で生産。
アイラの湧き水を利用し、海岸沿いの倉庫で熟成。
「本物」にこだわる。
人口着色料は一切使用せず、自然な色合い。
人口甘味料やカラメルなども、一切使わない。
「手造り」にこだわる。
昔ながらの設備を使い、電子機器は一切使用しない。
職人の手によって、ゆっくり時間をかけて造られる。
・・・・・
紹介するのは、その名の通り「ピート」を効かせた一本。
バーボン樽で熟成の後、アイラの雪解け水で加水。
アルコール度数46%でボトリング。
荒々しい「海」のラベルが目を引く。
なかなかのピート感。
スモーキーというよりは、ゴム感に近いかな。
味わいはドライで、甘みは少ない。
香ばしいナッツのような風味も。
鼻に抜けるピート感は穏やかで、余韻は短い。
思ったよりも穏やかな印象。
ラベルにあるような荒々しい自然のイメージは湧かない。
開栓してから時間が経っているので、さすがにヘタっているのかも…。
・・・・・
年とともに物忘れが多くなる今日この頃。
いつかこのブログが役に立つかも知れませぬ。