歳のせいか、最近いくつかの作業を同時行うのが苦手だ。
基本ワンオペの自店ではこれが出来ないと結構きびしい。
以前は複数の作業を同時にこなし「1人時間差移動攻撃だ」と得意ぶっていたのだが…。
さて、今回はこちらの日本酒。
創業は1916年。
小規模ながら手間暇かけて高品質の日本酒を醸している。
過去の羽根屋は…
今回の一本は…
「煌火(きらび)」と名付けられた純米吟醸の生酒。
その由来は「夜空を彩る煌びやかな花火」から来ているらしい。
果たしてその味わいとは?
生酒らしい微発泡感があり、とてもフレッシュな印象。
雑味なく綺麗な酒質。
生酒にありがちな重さがなく、軽やかな飲み口。
甘みと酸味のバランスに優れ、後口はすっきり。
軽く温める。
酸が効いてすっきり感が増すようだが、基本的には変わらない。
好みの温度帯で。
・・・・・
私「最近、複数の仕事を同時に出来ないんですよ」
M氏「わかる。片方が厳かになるよね」
私「それを言うなら『おろそか』でしょ。『おごそか』になってどうすんねん!」
M氏「・・・・・」
『厳か(おごそか)』
礼儀正しく近寄りがたい様。いかめしく重々しい様子。
『疎か(おろそか)』
いい加減に扱うさま。なおざりなさま。
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