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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『宮泉(福島)』「酒造り」へのあくなき追及。

全国的に米不足が加速している。

www.yomiuri.co.jp

これから本格的な収穫時期を迎える新米は価格が高騰。

せんべいやパックごはんの値上げも相次ぎ、しばらくはこの状態が続きそう。

ではやはり米が原料の日本酒はどうなるのだろうか?

 

さて、今回はこちらの日本酒。

造るのは福島県会津若松市の宮泉銘醸。

創業は1955年。

会津宮泉」「写楽」が代表銘柄。

日本酒も未来を描きながら、心を込めた酒造りを行っている。

www.miyaizumi.co.jp

過去の宮泉銘醸は…

kimama2016.hatenablog.jp

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今回の一本は…

蔵の定番の火入れ純米酒

精米歩合は60%。

爽やかな香り。

微かに発泡感あり。

芳醇でふくよかな酒質。

果実味(ぶどう?メロン?)たっぷりだがスッキリとキレる。

軽快でイキイキとして、飲んでいて楽しくなるような酒。

 

軽く温める。

軽い米香が立つ。

酸が立ってスッキリ。

米の旨みもしっかり感じられる。

冷の方がフレッシュ感は味わえるが、温の方がキリっと引き締まる。

蔵元のおすすめは冷だが、温も悪くない。

・・・・・

今のところ、酒米の不足や日本酒の値上げの情報は無い。

もちろん食用米と酒米では品種も作りも異なるが、ちょっと心配である。

 

※米不足に対しての個人的に思うこと。

「こんな時に無理して米を食べなくてもいいじゃん」

幸いにパンも麺も粉ものもある。

米食の量を減らして他のものを増やす。

代替品がある以上、それが賢明なスタイルだと思うのだが…。

(あくまで家庭における食生活の話し)