秋が深まってきた。
冬ももう目の前…
にしては気温が高めである。
今年は「エルニーニョ現象」が発生していて暖冬になるとの予報も…。
そのほうが身体は楽だが、東京は雪が降りやすくなる。
過去の大雪はたいてい暖冬の時。
最近は極端な気候になることが多いので、ちょっと心配。
数年前の悪夢が頭をよぎる。
・・・・・
今回は秋に最適のリキュール。
1978年、イタリアのバルベロ社が売り出したリキュール。
ピエモンテ州で収穫された「ヘーゼルナッツ」が主原料。
17世紀に伝説の僧侶「フランジェリコ」が造ったお酒。
それがこのお酒の起源とされる。
ナッツ類を主原料とするリキュールとしてはかなり歴史がある。
アルコール度数は20%。
ストレートで。
甘く香ばしいナッツの風味が漂う。
お酒なのだが…
ほとんどスイーツに近い感覚。
秋の夜長…
読書や音楽に耽りながら…
ちびちびやるにはもってこい。
ミルク割りもいけるが、個人的にはストレートがおすすめ。
度数も20%で安心して飲める。
そのまま飲むと、ナッツの風味が存分に感じられて、ホントに美味しい。
おっさんが飲んでも旨いのだ。
店にあるのは旧ボトル。
現行品はこんな感じ。
ラベルが変わっている。
やっぱり旧ボトルのほうがいい。
それにしても、イタリアのお酒はボトルデザインが凝っている。
ディサローノにガリアーノ、ルクサルドにノチェロ…。
センスに加え、ちょっとした遊び心を感じさせるものが多い。
・・・・・
さて、今年も残り1ヶ月半ほど。
平成最後の年末年始はどんな風景になることやら。
おいしいお酒を飲みながら、平穏無事に過ごせたら本望だ。
|