いよいよ冬の到来だ。
昨年は暖冬だったが、今年はどうか?
私は寒いのが苦手だ。
しかし寒いほど旨くなるものもある。
今回はこちらのスコッチ。
オールドパーの12年ヴィンテージについては以前書いた。
今回の「シルバー」の特徴は…
年数表記の無いノンヴィンテージ。
そしてマイナス 6℃で「チルフィルター」が行われていること。
チルフィルターは「冷却ろ過」のこと。
通常は1℃くらいでろ過し、不純物を取り除く作業。
それをマイナス 6℃で行い、よりピュアな酒質を実現している。
その分、旨みも削られてる??
メーカーによると…
冷凍庫でキンキンに冷やし【 酒 1 : 3 炭酸 】のハイボールがお勧めらしい。
まずは常温ストレートで。
甘くフルーティな香り。
軽めの香りだ。
味わいはすっきりして、ドライな印象。
ボディはミディアム~ライト。
オールドパーらしいリッチで重厚な味わいは見当たらない。
上記のハイボールで。
スコッチ特有の重さがないので、すっきりして飲みやすい。
オールドパーとは思えない軽やかさ。
しかし…。
このブランドにそれを期待するだろうか?
時流に迎合した感が否めないが…。
・・・・・
この「マイナス6℃でのチルフィルター」は
スコットランドを襲った強い寒波 がきっかけ。
そんな寒い日にオールドパーの樽を屋外に放置してしまった。
やっちまったなぁ~。
ところがなんと!
その冷却効果?で、ウイスキーがよりまろやかになっていたのだ。
この1本はそんな偶然の産物である。
やっぱりね。
大事なんですよ「放置」するのは。
ウイスキーは旨くなるし…。
もちろん少女も強くなる。
「放置少女」ね。
橋本環奈のCMしか知らんけど。
|