台風が接近中である。
史上最強の台風らしい。
明日は営業ができないかも知れないな。
それよりも、無事に過ぎ去ってくれることを願うばかりだ。
突然襲ってくる災害が多い中で、台風はある程度予測ができる。
それでも必要な備えをして、じっとしているしかできない人間。
大自然の猛威の前で、人はなんて無力なのか。
時に牙をむく自然だが、人に多くの恵みをもたらしているのも、また自然である。
その恩恵を受けて日本酒は造られる。
創業は1662年。
「七号酵母」の発祥蔵としても有名だ。
今回は蔵の代表銘柄でもある辛口の純米吟醸酒。
精米55%。
最初に印象的な酸を感じる。
爽やかでフレッシュなサクランボのような酸味だ。
透明感があって軽快な酒質。
後味は滑らかに消えていく。
真ん中にまろやかな米のふくらみを感じるお酒。
まさに生一本。
一本、筋の通った旨さである。
・・・・・
年々、激しさを増す自然災害。
「想定外」「〇年に一度」「史上最強」そんな表現が飛び交うが…
それが普通になると考えるべきなのだろう。
自然と共に生きる以上、災害は避けては通れない。
うまく折り合いをつけて暮らせたらいいのに。
9:30。東京地方、今のところ、ほぼ無風である。
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