東京都のコロナ新規感染者数もめっきり少なくなった。
季節的なものか?はたまた自粛の効果なのか?
いずれにせよ緊急事態宣言の解除は秒読みだ。
思えばこの2ヶ月あまり…。
コロナのことしか書いていない。
それほど衝撃的な日々だった。
日常生活が激変した。
それも一旦終わりを迎える。
数年後、私たちはこの壮絶な日々をどんな風に振り返るのだろう。
さて、今回はこちらの一本。
昔から地元の漁師に愛飲されてきた早瀬浦。
今回の一本は蔵の定番酒。
原料米は五百万石。精米55%。
日本酒度は+7~9、酸度1.6の特別純米酒。
穏やかな甘い上立香。
中心に旨みとコクを感じるが、全体的にフワッと軽く、爽やかな印象。
口当たりは滑らかで綺麗な酒。
軽く温める。
酸が輪郭を作り、一段と透明感が増す。
雑味がなく、とても穏やか。
日本海の荒々しさとは真逆の、波ひとつ無い湖面のような酒だ。
・・・・・
間もなく夜の営業を再開する。
当面は22時まで、人数を制限しての営業だ。
それでもいざ始めるとなると興奮する。
間違いないね。
そして営業できることに感謝し、ひたむきに仕事に取り組みたい。
なんでやねん。
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