あぁ暑い。
今日も暑い。
きっと明日も明後日も暑いのだろう。
せめて夏らしいカクテルを飲んで気を紛らわせたい。
紅茶を一切使わずに、味と見た目を紅茶っぽく仕上げたカクテルだ。
【スタンダードな処方】
- Gin 15ml
- Vodka 15ml
- Rum 15ml
- Tequila 15ml
- White Curacao 15ml
- Lemon Juice 30ml
- Coke 40ml
クラッシュアイスを入れたグラスに注ぐ。
レモンなどを飾り、ストローを挿す。
飲んでみる。
個人的には甘みが足りない。
そしてテキーラの主張が強すぎる。
コーラを60m~75mllにすると、甘みが増しテキーラ感が薄まる。
確かにアイスティーらしき味にはなるが、決してアイスティーではない。
私が未熟なせいだろうか?
このカクテルは、NY州東部のロングアイランドで誕生した。
さて、どんなきっかけで作ったのか。
想像してみる…
昔々、ひとりのバーテンダーが考えた。
カクテル作りに欠かせない4大ホワイトスピリッツ。
「混ぜて飲んだらどんな味になるの?」
やってみたが…
残念ながら美味しくなかった。
折角だから美味しくしたい。
「甘みのあるキュラソーも混ぜてみるか」
甘みは増した。
だがアルコールが強くて飲みづらい。
「コーラで割ってみるか」
おぉ、なかなか美味しくなった。
でも、ちょっと甘すぎたか。
「レモンを絞ってみよう」
おっ、いける。
あれっ??紅茶になった??
そんな偶然の産物な気がするのだが…。
(あくまで想像で、真相は不明)
・・・・・
Long Island…
どこまでも続く真っ白なビーチ。
降り注ぐ太陽。
打ち寄せる波。
吹き抜ける潮風。
ビーチベッドで傾けるグラス。
そんな画が似合うカクテルだ。
…大磯ロングビーチが頭に浮かぶのは昭和世代だけだろうか?
|