K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

『ロング・アイランド・アイスティー』

あぁ暑い。

今日も暑い。

きっと明日も明後日も暑いのだろう。

せめて夏らしいカクテルを飲んで気を紛らわせたい。

紅茶を一切使わずに、味と見た目を紅茶っぽく仕上げたカクテルだ。

f:id:kimama2016:20210521060545j:plain

【スタンダードな処方】

  • Gin     15ml
  • Vodka     15ml
  • Rum     15ml
  • Tequila     15ml
  • White Curacao     15ml
  • Lemon Juice     30ml
  • Coke     40ml

クラッシュアイスを入れたグラスに注ぐ。

レモンなどを飾り、ストローを挿す。

f:id:kimama2016:20190722105814j:plain

飲んでみる。

個人的には甘みが足りない。

そしてテキーラの主張が強すぎる。

コーラを60m~75mllにすると、甘みが増しテキーラ感が薄まる。

確かにアイスティーらしき味にはなるが、決してアイスティーではない。

私が未熟なせいだろうか?

f:id:kimama2016:20190722105835j:plain

このカクテルは、NY州東部のロングアイランドで誕生した。

さて、どんなきっかけで作ったのか。

想像してみる…

 

昔々、ひとりのバーテンダーが考えた。

カクテル作りに欠かせない4大ホワイトスピリッツ。

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ

「混ぜて飲んだらどんな味になるの?」

 

やってみたが…

残念ながら美味しくなかった。

折角だから美味しくしたい。

「甘みのあるキュラソーも混ぜてみるか」

甘みは増した。

だがアルコールが強くて飲みづらい。

「コーラで割ってみるか」

おぉ、なかなか美味しくなった。

でも、ちょっと甘すぎたか。

「レモンを絞ってみよう」

おっ、いける。

あれっ??紅茶になった??

 

そんな偶然の産物な気がするのだが…。

(あくまで想像で、真相は不明)

f:id:kimama2016:20190722105854j:plain

・・・・・

Long Island…

どこまでも続く真っ白なビーチ。

降り注ぐ太陽。

打ち寄せる波。

吹き抜ける潮風。

ビーチベッドで傾けるグラス。

そんな画が似合うカクテルだ。

 

 

大磯ロングビーチが頭に浮かぶのは昭和世代だけだろうか?