12月。忘年会シーズン。
1年で最大の書き入れ時、なのだが…。
飲食店の「無断キャンセル」問題が後を絶たない。
悪意の有無はさておき、小さい店にとっては死活問題だ。
ウチの店でも過去に1回だけあった。
忘れもしない、何年か前の「成人の日」
10数名の「新成人」の宴会予約。
その時点でちょっと怪しい匂いがするが…。
前日に確認を取るも、当日、予約時間になっても現れない。
電話をしても繋がらない。
あぁ、やられた。ばっくれだ。
受けなきゃよかったと思ったが、あとの祭り。
それ以来「新成人」の予約は受け付けていない。
今回は若い人に人気の焼酎を紹介する。
造るのは、合同酒精(株)
1992年から、赤しそを原料に焼酎造りを始めた。
甲乙混和焼酎。甲類88%、乙類12%。
その乙類焼酎に、北海道産の赤しそが使われている。
しかし、この比率からすると、かなり少ない印象だ。
しかも(デーツ、しそ)と表記してある。
デーツは「ナツメヤシの実」
「しそ焼酎」と表現するのは、少々気が引ける。
ラベルにあるように「しそ香るお酒」程度がしっくりくる。
2018年にリニューアル。しその香りが約20倍アップしたらしい。
ストレートで。
しその香りが立つ。
爽やかと言うより甘やかな香りだ。
赤しそ所以だろう。
味わいはスッキリ飲みやすい。
柔らかい赤しそのテイスト。
アルコール度数20度で、安心して飲めるのもいい。
正直、想像してたより美味しかった(失礼)
かつては女性を中心に若い人に大人気のお酒だった。
しかし最近ではハイボールに押され、オーダーはかなり減っている。
このお酒の復権はあるのだろうか。
余談をひとつ。
「書き入れ時」
お金や人をかき集めるから「掻き入れ時」かと思っていたが間違いだった。
帳簿に数字などを書き入れることが多くなるから「書き入れ時」なのだ。
この年になって、目から鱗である。
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