店の冷凍冷蔵庫が壊れて中古品を買った。
6月4日に搬入したが、想定外のことが多くいまだ落ち着かない。
自分でやると何かと大変だ。
業者に丸投げすれば楽だが、それは自分の性に合わん。
もうひと踏ん張り、といった所か。
今夜はシングルモルトでも味わって…
ゆっくり眠りにつくとしよう。
アラン蒸留所はスコットランドのアラン島にある唯一の蒸留所。
1995年創業と、まだ歴史は浅い。
独立資本の蒸留所で、ブレンド用ではなくシングルモルトとして味わうためのウイスキーをメインに造っている。
最近はやたらと大手資本が入ってきて、本来の良さが失われている所が多い。
こういう蒸留所はぜひ応援したいものだ。
アラン島の一風景。
そして今回味わうのは10年熟成もの。
冷却ろ過、カラーリングをせずに、自然な状態でボトリング。
確かに色合いは薄め。
アルコール度数は46%。
立ち上がる香りは強め。
ちょっとフルーティで、ツンと来る香り。
口に含むと…
まず甘みが広がる。
メイプル?シュガー?優しい甘さ。
鼻に抜けるフルーティな香り。
酒質は軽く感じる。
全体的にちょっと若い印象か。
もっと熟成して落ち着いて来ると、さらに味わい深くなりそう。
しかし、これはこれで、このフレッシュさを楽しめば良いだろう。
加水すると味も香りも落ち着くが…
このモルトの持つ、いきいきとしたフレッシュさが失われてしまう。
ちょっともったいないナ。
余談をひとつ。
このお酒のラベルを見ると、いつもあるものを連想する。
「A」の感じといい、色合いといい、イメージが重なる。
「アスレチックスの背番号10」みたいな…。
ちなみに10番は Marcus Semien という選手。
まぁ、どうでもいいことだ。
※(追記)ボトルがリニューアルされたため、アスレチックス感は消えた(汗)
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